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部屋に家具などを配置するだけで間取り図を作成できる「せっけい倶楽部」

部品を配置した部屋を組み合わせて一戸建ての間取りを作成

（02/10/09）

画面右のアイコンで操作内容を選択して間取り図を作成

画面右のアイコンを選択するとこのような別ウィンドウが表示される

　（株）ハウテックは4日、家具などの部品を配置した部屋を複数組み合わせることで間取り図を作成できるソフト「せっけい倶楽部」v1.03を公開した。Windows 98/Me/NT 4.0/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在同社のホームページからダウンロードできる。

　「せっけい倶楽部」は、家具などの部品を配置した部屋を複数組み合わせることで一戸建てやマンションなどの間取り図を作成できるソフト。画面右のアイコンから“部屋の入力”や“部屋の伸縮”といった操作内容を選択し、画面に部屋や家具などの部品をドラッグ＆ドロップしたり、マウスで配置する場所を指定して部屋の間取り図を作成して、これらを組み合わせると家の間取り図を作成できる。部屋のパーツは、画面右の“部屋を入力”アイコンをクリックすると別ウィンドウに表示される“固定部屋メニュー”で、リビングや洋間、和室など25のカテゴリーの中から利用したいパーツを選択すればよい。“固定部屋メニュー”の画面下には、[対角]、[多角]ボタンが用意されており、これらのボタンを利用するとL字型などの特殊な形状の部屋を配置することもできる。また、部屋と同じ操作で家具やドアなどの部屋内に配置する部品を自由に置くことも可能。こうして各階ごとにいくつもの部屋の部品を組み合わせて、1軒の家の間取り図を完成させよう。

　そのほか、全部屋や指定した敷地の床面積を計測したり、作成した間取り図を3Dで表示してさまざまな角度から眺めることもできる。部屋の間取りのほかにも、屋根や外壁などの外観や、天井、壁といった内装を細かく設定することもできるので、一戸建てやマンションの設計だけでなく、部屋の簡単な模様替えやリフォームなどの設計用としても手軽に利用できるだろう。

[作業項目]-[鳥瞰図]で間取りを3D表示	[作業項目]-[外観パース]で外観図を見ることができる

【著作権者】（株）ハウテック
【対応OS】Windows 98/Me/NT 4.0/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.03（02/10/04）

□せっけい倶楽部ホームページ
http://www.houtec.co.jp/club/index.htm
□ハウテックＨＰ
http://www.houtec.co.jp/

（小津 智幸）