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レイアウトを自由に切り替えて多様な文書に対応できるワープロ「LightWayText」

テキストとスタイル情報を別々のファイルに保存も可能

(02/10/11)

「LightWayText」v4.0
「LightWayText」v4.0
 
原稿用紙タイプのレイアウト
原稿用紙タイプのレイアウト
 
レポート用紙タイプのレイアウト
レポート用紙タイプのレイアウト
 レイアウト設定を自由に切り替えて多様な文書に対応できるワープロソフト「LightWayText」v4.0が、5日に公開された。Windows 95以降に対応するシェアウェアで、価格は2,500円。現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「LightWayText」は、レイアウト設定の自由な切り替えが可能で、様々な用途の文書に対応できるワープロソフト。原稿用紙タイプやシナリオタイプ、横罫線の引かれたレポート用紙タイプなど数種類のページレイアウトが用意されており、そのレイアウト上で編集作業が行える。ページレイアウトは編集中でも自由に切り替えることができ、ユーザーが独自にレイアウトを指定することも可能。はじめはレイアウト設定のない画面で文書を作成し、最後に印刷用のレイアウトを設定することもできる。また、文書は拡張子が“LWT”という独自形式に文書の内容と書式やレイアウトなどのスタイル情報を保存するほか、文書の内容をTXTファイルに、スタイル情報をLWT形式のファイルにと、別々のファイルに保存することも可能。編集や管理はTXTファイルを、印刷用にはLWT形式ファイルを使うといったような運用ができる。

 同梱されている「ReadMeMaker」というソフトでは、テキストファイルやスタイル情報をもったLWT形式ファイルをEXE形式のファイルに変換できるため、「LightWayText」がインストールされていない環境でも書式情報をもった文書が参照できるようになる。PDFファイルと似た使い方だが、読む側は一切専用ソフトが不要なため、手軽にドキュメントを配布できるだろう。そのほか、一般的なワープロソフトによく見られる、文字・段落単位での書式の設定や表組み、縦書き・段組み機能、JPEG形式画像の埋め込みなどの機能も備えている。また、複数のファイルに対して指定した文字列の置換・削除などを行う“ストリームエディタSED”ツールも同梱されるうえ、ほかにも正規表現での全文検索機能や見出しのアウトライン表示、スペルチェッカーなど機能は豊富だ。さらに、本ソフトはMacintosh版も用意されており、作成されたデータは互換性があるので、WindowsとMacintoshが混在する環境でもデータを共有することができる。

【著作権者】山下 道明 氏
【対応OS】Windows 95以降
【ソフト種別】シェアウェア 2,500円
【バージョン】4.0(02/10/05)

□ライトウェイ・ページ
http://homepage1.nifty.com/lightway/

(大場 亮)


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