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タイトルや本文などをテンプレートに挿入してHTMLを作成「AOK Html Editor」

サイト内の複数ページでHTMLの体裁が共通化されている場合などに有効

(02/10/16)

「AOK Html Editor」v2.0.0.1
「AOK Html Editor」v2.0.0.1
 
プレビュー画面
プレビュー画面
 タイトルや本文などをテンプレートに挿入してHTMLファイルを作成できるHTMLエディター「AOK Html Editor」v2.0.0.1が、15日に公開された。Windows 95/98/NT 4.0/XPに対応するシェアウェアで、価格は2,000円。現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「AOK Html Editor」は、複数のページに共通なヘッダーや背景などを記述したテンプレートに、別途記述したタイトルや本文といったページごとに異なる部分を挿入してHTMLを作成できるHTMLエディター。アウトラインプロセッサーのように左右に分割された2ペイン構成になっており、右ペインはエディター部分で、左ペインにはツリー形式でテンプレートのほか、作成したいHTMLページごとに挿入する項目を記述したセットが表示される。HTMLを作成するにはまず、すべてのページに共通する部分をテンプレートとして作成する。タイトルや本文などあとから挿入する可変部分にあたる箇所には、項目名を記述しておく。例えば、タイトルにあたる部分は“<!--タイトル-->”といった具合となる。そして、“<!--タイトル-->”という項目名をもった可変部分を別に作成し、ほかの可変部分も同様に記述しておく。最後に[ファイル]メニューから[ファイル出力]を選択すると、穴あき状態のテンプレートに可変部分の項目が挿入された形でHTMLファイルが生成される。ひとつのWebサイトでヘッダー部分や背景、装飾などの体裁部分を共通化してページの統一性をはかりたい場合などはこのテンプレート機能を使えば、タイトルや本文だけを記述するだけで簡単に同じ体裁のページが作成できる。

 このほか、通常のタグ挿入型HTMLエディターのように、タグや本文を一から入力・編集することもできる。この場合、テンプレートを利用したHTML作成時とは異なりエディター部分のみの1ペイン構成になっており、複数のファイルをエディター部下のタブで切り替えながら同時に編集することができる。また、エディター部上のタブではHTML編集画面とWebブラウザーでのプレビュー画面を切り替えることも可能。タグの挿入方法は一般的なタグ挿入型HTMLエディターと同じで、メニューやツールバーのボタンから選択でき、さらに、よく使うタグやフレーズなどを“ひな形”として保存し、メニューから随時呼び出すこともできる。このほかにも、特殊記号の挿入やスタイルの挿入、色分け表示などの機能も備えている。

【著作権者】青倉克浩(AOK) 氏
【対応OS】Windows 95/98/NT 4.0/XP
【ソフト種別】シェアウェア 2,000円
【バージョン】2.0.0.1(02/10/15)

□AOK's Home Page (Vector)
http://aokura.com/

(大場 亮)


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