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食べ頃のチーズを熟成庫の出口まで運ぶパズルゲーム「チーズ共和国」v1.1

ゲーム中に登場するチーズの原産国、原料乳などの情報を見られるのも楽しい

（02/10/17）

「チーズ共和国」v1.1

登場するチーズの情報を表示

　食べ頃のチーズを熟成庫の出口まで運ぶパズルゲーム「チーズ共和国」v1.1が公開された。Windows 95以降に対応するフリーソフトで、編集部で試用したところWindows 2000での動作を確認した。現在作者のホームページからダウンロードできる。なお、動作にはDirectXが必要。

　「チーズ共和国」は、青いオーバーオールを着た店員を操って、食べ頃のチーズを熟成庫に設けられた穴まで押して運ぶパズルゲーム。穴は階下のチーズ店に繋がっており、カウンター前で待ちわびる客全員にチーズを提供して『ウマい！』と言わせるのがゲームの目的だ。主人公はチーズを1個ずつ押して運ぶことが可能。主人公が1マス分移動するとなぜか1日経過し、チーズの発酵も1日分進行するので、チーズの種類ごとに定まった食べ頃で客へ提供するようにしよう。また、熟成庫内の保冷されていない床の上を通すと、どんな状態のチーズも一瞬で腐ってしまうので注意が必要だ。客の数だけチーズを出口に運べば面クリアとなる。食べ頃を外したチーズや腐らせてしまったチーズを客に食べさせてしまうと、『マズ～』と文句を言われたり客が『ウッ!!!』とうなって倒れてしまい、面の初めからやり直しとなってしまう。

　熟成庫内にはチーズのほか、保冷材の役割を果たす雪だるまが置かれている。赤い帽子を被った雪だるまは、自分の周囲1マスの床を保冷し、緑の帽子を被った雪だるまは、壁にさえぎられない限り上下左右4方向の直線上にある床を全て保冷する効果をもつ。雪だるまもチーズと同様に押すことができるので、雪だるまを動かしながらチーズを運んでゆく作業も必要となるだろう。なお、ゲーム中[Space]キーを押せば、登場するチーズの原産国、原料乳、乳脂肪分などの情報を見ることができるのも楽しい。パズルゲームのファンだけでなく、チーズに目がない人も「チーズ共和国」を遊んでみてはいかが。

【著作権者】PHAME　氏
【対応OS】Windows 95以降（編集部にてWindows 2000で動作確認）
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.1

□グラビティー・スペース
http://hp.vector.co.jp/authors/VA012182/

（石川 敬峰）