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内容が重複したファイルを検索・削除できる「重複ファイル検索・削除 UnDup」

名前や作成日時が異なっても内容が一致すれば重複ファイルとして検出できる

（02/10/21）

「重複ファイル検索・削除 UnDup」v1.2a

　内容が重複したファイルを検索・削除できるソフト「重複ファイル検索・削除 UnDup」v1.2aが、16日に公開された。Windows 95以降に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 2000で動作することを確認した。現在作者のホームページからダウンロードできる。

　「重複ファイル検索・削除 UnDup」は、ファイルのサイズや名前、作成日時だけでなく、ファイル内容まで比較して重複したファイルの検索・削除を行うことができるソフト。名前が変更されていたり作成日時が異なっていても、内容が一致していれば重複ファイルとして検出できるのが特長。検索対象をフォルダ単位で1つ以上登録して[検索開始]ボタンを押すと、重複したファイルごとに色分けされた状態でファイル名の一覧が表示される。削除したいファイルの左側にあるチェックボックスにチェックを入れた後に、[ファイル削除]ボタンを押せば、選択したファイルだけをまとめて削除することが可能。このとき、[自動選択]ボタンを押せば日付の古いファイルを残すように一括してチェックが入り、[フォルダ一括選択]または[フォルダ以外を選択]ボタンを押せば、特定のフォルダ内のファイルを優先して残したり、逆に削除するように一括してチェックが入る。

　初期設定ではファイル全体の内容を比較するが、サイズの大きなファイルを素早く検索するために最初の1MB分のみ比較することも可能。この場合内容の一致しないファイルを抽出してしまう可能性もあるので、心配な人は一覧表からファイル名をダブルクリックしてファイルを開いて確認しよう。また万が一に備えて、削除したファイルをごみ箱を経由して削除することもできる。そのほか[自動設定]ボタンの基準を変更し、新しい日付のものやパス名が最も短いものを優先して残す設定も行える。パソコン内のファイルの整理をしたい人は、「重複ファイル検索・削除 UnDup」を利用してみよう。

【著作権者】Sim-G　氏
【対応OS】Windows 95以降（編集部にてWindows 2000で動作確認）
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.2a（02/10/16）

□SIM-G's Junk Space
http://simg.infoseek.livedoor.com/

（石川 敬峰）