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貸出状態などのステータス情報も管理可能な蔵書データベース「蔵書管理」v1.08
書名や著者名など様々な項目から検索でき、「Excel」データへの出力も可能
(02/11/07)
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「蔵書管理」v1.08 |
貸出状態などのステータス情報も管理できる蔵書データベースソフト「蔵書管理」v1.08が、10月26日に公開された。Windows 95/98/Me/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。
「蔵書管理」は、所有している書籍のデータを保存し、一覧表示や検索ができる蔵書管理データベースソフト。起動するとメニュー画面が表示され、プルダウンメニューで[新規登録]、[修正・削除]、[データ一覧]、[終了]の中から選択する。[新規登録]は新しい蔵書のデータを登録する場合、[修正・削除]は既存のデータを修正する場合に選択し、どちらも1画面に1つの蔵書データを表示してそのデータを参照したり編集できる。入力できる項目は書名や著者名、出版社などのほか、“文学”“歴史”といった本の分類をプルダウンメニューから選択でき、検索用のキーワードも設定可能。さらに、その本が現在貸し出し可能か貸し出し中かを2つのボタンで簡単に切り替え、ステータスを指定できる項目もある。保管場所などを記録する項目もあるので、小規模な図書室や個人でよく本を貸し出す人などには便利だろう。
起動メニューから[データ一覧]を選択すると既存のデータを表計算ソフトのように一覧で表示できる。署名や分類などデータベースの項目ごとに検索することも可能。また、データを「Excel」のファイルとして保存することもできる。なお、同作者のWebサイトでは本ソフトの機能拡張版としてシェアウェア800円の「蔵書管理 Personal」も公開されている。こちらは感想などのコメントを入力したり、読みかけなのか読み終わったのかといった現在のステータスを記録できるなど、入力できる情報の種類が豊富だ。
【著作権者】Kazuo Chiba 氏
【対応OS】Windows 95/98/Me/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.08(02/10/26)
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(大場 亮)