.

NEWS

ネットワーク接続による協力プレイも可能なアクションRPG「RUINATERRA」v1.07

機械文明のない世界で剣と魔法を駆使して魔物を退治しよう

（02/11/13）

第1ステージ“森”

“雪原”ステージ

　ネットワーク接続による協力プレイも可能なアクションRPG「RUINATERRA」v1.07が、9日公開された。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部で試用したところWindows 2000で動作することを確認した。現在作者のホームページでダウンロードできる。なお、v1.07は差分ファイルとなっており、動作にはv1.05フルセットの実行ファイルとDirectX 8.1が必要。

　「RUINATERRA」は、ネットワーク接続による協力プレイも可能な横スクロール型アクションRPG。物語は機械文明のない世界が舞台となり、主人公が森へ魔物退治に向かうところから始まる。まずタイトル画面で、ストーリー本編を1人でプレイするオフラインプレイか、最大4人の仲間と協力してプレイ可能なステージのみをプレイするオンラインプレイのどちらかを選択しよう。ゲームはアドベンチャーパートとアクションパートに分かれており、まずアドベンチャーパートで物語の流れなどを確認してから、アクションパートで森や雪原などのステージを冒険する。アクションパートは草原を起点としており、ここから街に入って買い物をしたり、森に入って剣と魔法の攻撃による魔物退治、アイテム収集などを行う。森のステージでの目的は、ステージ内の奥深くで待ち構えている“ボス”を倒すこと。“ボス”を倒すと新しいステージが登場したり、物語が進行して新たな事実や主人公の目的なども判明していく。ただし、ある程度レベルを上げないと“ボス”を倒すことはできないので、まずは同じステージで経験値やお金を稼いだり装備を調えるなど、主人公を強くすることだけを考えるとよいだろう。なお、各ステージ内で魔物の攻撃を受けて画面左上のライフゲージがゼロになると、草原に戻されてステージの最初からやり直すことになる。 だが、これまで獲得した経験値やアイテムなどはそのまま残っているので、何度でも挑戦することが可能だ。

　主人公は一定の経験値を獲得するとレベルアップする方式になっているが、レベルアップ時に獲得した“EP”というポイントを魔力や攻撃力など任意のパラメーターに振り分けて主人公を強化することができる。また、装備品によって魔力などを上げることもできるので、攻撃力と体力を伸ばして最強の剣士を目指したり、魔力や命中力を上げて後方支援に徹するなど、好みにあわせてさまざまなキャラクターを育てることが可能だ。ゲーム内では、3体までキャラクターを作成することができるので、オンラインプレイでの役割に合わせて3タイプのキャラクターを作るのもよいだろう。ただし、ゲーム内では作成したキャラクターを1体しか操作できない。

　オンラインでプレイするには、ホストとなるプレイヤーのパソコンに“IP＋s”という番号を入力して接続する。ただし、ここで入力する“IP＋s”は通常のIPアドレスとは別のもので、オンラインプレイ時にホストとなるプレイヤーのパソコンにルームを作成すると、クリップボードに貼り付けられる“807.831.77.891.892”といった数字を指す。仲間を集めたいときは、この“IP＋s”を作者の掲示板に書き込んで仲間を待つとよいだろう。なお、オンラインプレイで“ボス”を倒してもステージ本編が進むことはないので、新しいステージに初めて挑戦するときや、仲間とチャットを楽しみながら遊びたいときにオンラインでプレイするとよい。

巨大な“ボス”が襲いかかる	“草原”を起点としてさまざまな場所に移動

街に入ると武器などを買うことができる	ステージ選択画面

【著作権者】Ａｂａｒｓ
【対応OS】（編集部にてWindows 2000で動作を確認）
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.07（02/11/09）

□「RUINATERRA」の紹介ページ
http://hp.vector.co.jp/authors/VA020500/

（小津 智幸）