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NVIDIA、同社製GPU用に最適化したDVDプレイヤー「NVDVD」v2.20をリリース
ブックマークに登録した任意のシーンをサムネイル表示できる
(02/11/18)
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任意のシーンをサムネイル表示 |
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各種マルチメディアファイルをスライドショー表示 |
米NVIDIAは14日、TNT2以降の同社製ビデオチップを搭載したビデオカードに動作が最適化されたDVDプレイヤー「NVDVD」v2.20をリリースした。Windows Me/2000/XPに対応するシェアウェアで、価格は39.95ドル。現在、同社のWebサイトから14日間無償で試用できるアーカイブをダウンロードできる。動作にはDirectX 8.0以降、および同社製ビデオカード用ドライバーの“Detonator”v29.42以降が必要。
「NVDVD」は、TNT2以降の同社製ビデオチップを搭載したビデオカードに動作が最適化されたDVDプレイヤー。再生中に任意のシーンを独自の“ブックマーク”に登録する機能が搭載され、“ブックマーク”に登録したそれらのシーンのサムネイルを動画再生画面の左側に縦に並べて表示すれば、いつでも好きなシーンから再生を再開できる。また、再生中のシーンをBMP/JPEG形式の静止画ファイルに、音声をWAV形式の音声ファイルに保存することも可能。S/PDIF経由での音声出力、ドルビーデジタル5.1ch、ドルビープロロジックII、ドルビーヘッドフォンなどに対応し、スピーカーの設置数、各スピーカーの音量、TV出力時の拡大率などを同ソフト上で簡単に設定することができる。もちろん、字幕や音声の切り替え、1/4倍~8倍スピードの変速再生、1倍~8倍スピードでの逆再生、2点間リピート、フレーム単位でのコマ送りなどの基本機能は網羅されている。さらに、DVDカラオケに対応し、ボーカルやメロディーの音量などを調整することが可能。
DVD以外には、CDオーディオのCDAファイル、MP3/MIDI/AIFFなどの音声、WMA/MPEG/AVIなどの動画、BMP/JPEG/GIFの静止画といった、各種マルチメディアファイルの再生や表示も行える。これらのファイルをユーザーが区別することなく1つのプレイリストに登録したり、スライドショーで連続再生することも可能。また、プレイヤーの外観は動画を表示する画面に再生制御用のコントローラーが一体化しているウィンドウで、スキンを使って変更することも可能だ。なお、“Detonator”ドライバーと同社製ビデオカードの組み合わせではなく、Radeonシリーズなどの他社製ビデオカードとドライバーを使用している環境でも、DirectX 8.0に完全対応しているならば動作するようだ。
【著作権者】NVIDIA Corporation
【対応OS】Windows Me/2000/XP
【ソフト種別】シェアウェア 39.95ドル
【バージョン】2.20(02/11/14)
□NVIDIA Home
http://www.nvidia.com/
□NVDVD
http://www.nvidia.com/view.asp?PAGE=nvdvd
(竹元 克己)