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鉄道ダイヤを管理する運行管理シミュレーター「シミュてつ」v1.010が公開

線路上のポイントをタイミングよくクリックして切り替えよう

(02/11/26)

ダイヤグラム
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 司令室から列車をコントロールする運行管理シミュレーター「シミュてつ」v1.010が、11日に公開された。Windows 95/98/2000に対応するシェアウェアで、価格は1,000円。現在作者のホームページからダウンロードできる。なお、シェアウェア登録前にプレイできるのは、池袋・大宮間複線と大宮・川越間単線の路線マップのみだが、登録後には同梱されている他の路線マップで運行管理を楽しむことができるようになる。

 「シミュてつ」は、線路の配線図上を自動運転している列車を司令室からコントロールする運行管理シミュレーター。線路上のポイントをクリックして切り替えたり、列車の運転を抑止するなどして、列車自動制御装置による指示で動いている列車を“ダイヤグラム”に沿って運行するのが目的。“ダイヤグラム”とは、縦軸を時間、横軸を各駅、斜線が列車の軌跡を表したグラフのことで、全列車の一日の運行を確認することができる。たとえば、上下から伸びた2本の斜線が1点だけで交差する場合に列車はすれ違うが、公差する部分が点ではなく線の場合には同じプラットフォームにその期間停車するといったことがダイヤグラムを見るだけで分かるだろう。

 ゲームを開始後、線路の配線図上を移動している列車に運行上の問題が発生すると、列車の色がオレンジ色に変化し、その列車をクリックかダブルクリックすれば、発生している問題の詳細を表示することが可能。信号待ちや進路待ち、進路不定など、列車が停止したまま運転を再開しない理由はさまざまだが、基本的にはポイントを切り替えて列車の進路を確保することで問題を解消できるはずだ。しかし、1本の列車の遅れをすぐに解消できなければ後続の列車が数珠繋ぎで遅れてしまい、ダイヤの大幅な混乱を招いてしまうので注意しよう。鉄道に詳しくない人はともかく、詳しい人ならダイアグラムを編集し、オリジナルのスケジュールで列車を走らせてみてはいかが。

【著作権者】TMYK 氏
【対応OS】Windows 95/98/2000
【ソフト種別】シェアウェア 1,000円
【バージョン】1.010(02/11/11)

□TMYK's homepage
http://www.fan.hi-ho.ne.jp/tmyk/

(竹元 克己)


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