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マルチスレッドにおけるPCの演算性能を測定するベンチマーク「XYZMark」

整数演算、浮動小数点数演算、その両方の演算の計3つを繰り返し行う

(02/12/04)

「XYZMark」v1.01
「XYZMark」v1.01
 3つのスレッドを同時に実行させたマルチスレッドにおけるパソコンの演算性能を測定するベンチマークソフト「XYZMark」v1.01が公開された。Windows 2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

「XYZMark」は、3つのスレッドを同時に実行させることで、マルチスレッドにおけるパソコンの演算性能を測定することができるベンチマークソフト。起動後に[Start]ボタンを押せば、スレッド1では整数演算、スレッド2では浮動小数点数演算、スレッド3ではその両方の演算を実行する。各スレッドごとに2MBのバッファを使用して演算を行い、演算終了後にバッファの内容をファイルに出力する、といった一連の動作が約30秒間繰り返される。1回終わるごとに1点ずつ加算されていき、最終的には各スレッドごとの点数と3つの平均点がベンチマークの測定結果として表示される。測定結果はファイルとしてローカルに保存できるほか、作者のWebサイトに登録することができるので、CPUを複数搭載した環境や、“Hyper-Threading Technology”に対応した最新のPentium 4の実力を推し量ったり比較する際の参考にするといいだろう。

【著作権者】XYZ 氏
【対応OS】Windows 2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.01

□XYZ
http://www.t-net.ne.jp/~x-y-z/

(竹元 克己)


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