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独自のマクロを使って複数のフォルダを一括作成できる「ツリー掘るだ～」v1.0

記述したフォルダパスやマクロのデータは保存して再利用できる

（02/12/13）

「ツリー掘るだ～」v1.0

　独自のマクロを使って複数のフォルダを一括作成できるソフト「ツリー掘るだ～」v1.0が、8日に公開された。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 2000で動作を確認した。現在作者のホームページからダウンロードできる。

　「ツリー掘るだ～」は、テキストで記述したフォルダパスやマクロを元に多階層の複数フォルダを一括作成できるソフト。記述したフォルダ構造はフォルダ作成前にツリービューで確認できるほか、独自のマクロを利用すれば任意の桁数の連番フォルダなどを作成できる。起動すると[ソース]と[ツリー]の2つのタブを備えたウィンドウが現れるので、まず[ソース]タブの画面で作成するフォルダのパスやマクロを書式に従ってテキストで記述しよう。[ツリー]タブをクリックするとツリービューが表示され、作成するフォルダの構造を確認できるだけでなく、ツリービュー上でフォルダ名を変更したりフォルダを削除することも可能だ。次に[親選択]ボタンを押してフォルダを作成したいドライブやフォルダを指定し、最後に[作成]ボタンをクリックすれば指定したドライブやフォルダ内にフォルダが一括作成される。記述したフォルダパスはTXTファイルに保存し、再利用することが可能。

　また独自のマクロを利用して、連番フォルダを作成したり、同階層にあるフォルダ名を連続して記述することなどができる。フォルダパスをいちいち記述しなくて済むので便利だ。マクロは記述方法も簡単で、たとえば数字2桁の“01”から“10”までの連番フォルダを作成するには、“<#2:1-10>”と記述すればよい。ただし記述したマクロは、ツリービューで修正を加えられるとフォルダパスに書き換えられてしまうので、再利用できるよう修正前に保存しておくとよいだろう。

【著作権者】MARiN（佐藤 雅弘）　氏
【対応OS】（編集部にてWindows 2000で動作を確認）
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.0（02/12/08）

□まにてん堂
http://plaza22.mbn.or.jp/~marin/

（石川 敬峰）