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DirectX/OpenGLゲームの静止画・動画をキャプチャーできる「Fraps」v1.9B

画面を書き換えた合計回数や所要時間などの情報をテキスト出力することも可能

（02/12/16）

「Fraps」v1.9B

「DxDiag」での使用例 （左下にFPSを表示）

　DirectX/OpenGLソフトのフレームレート（以下、FPS）を計測したり、動作画面を静止画や動画としてキャプチャーできるソフト「Fraps」v1.9Bが、9日に公開された。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にて試用したところWindows 2000/XPで動作することを確認した。現在作者のホームページからダウンロードできる。

　「Fraps」は、DirectX/OpenGLソフトのFPSをリアルタイムで表示したり、ソフトの画面を静止画や動画としてキャプチャーできるソフト。DirectX/OpenGLで16/32bitのカラーモードを使用するソフトに対応し、タスクトレイに常駐させておけば、1秒間に画面を書き換えた回数を示すFPSの数値を画面の左上や右下などに表示する。FPSを計測した日時、FPSの平均値や最大値、最小値のほか、画面を書き換えた回数の合計や所要時間などの情報を、ログとしてテキスト出力することもできる。また、ソフトの動作画面をBMP形式の制止画ファイルとして撮影したり、AVI形式で無音の動画ファイルとして録画することが可能。FPSのログをテキスト出力するには[Scroll Lock]キーが、静止画の撮影には[F10]キーが、動画の録画には[F9]キーが割り当てられているが、もちろん設定を変更して各機能を任意のキーで実行することもできる。

　なお、同ソフトでFPSを計測することで、ゲームやマルチメディアプレイヤーのパフォーマンスは1～2％程度しか低下しないとのこと。たとえば、3DゲームやマルチメディアプレイヤーなどさまざまなソフトのFPSを計測し、パソコンの性能を比較する材料の1つに用いてみてはいかが。

【著作権者】Rod Maher　氏
【対応OS】（編集部にてWindows 2000/XPで動作確認）
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.9B（02/12/09）

□FRAPS - framerates, video & screen capture for DirectX & OpenGL!
http://www.fraps.com/

（竹元 克己）