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フォルダ以下のファイル名やツリー構造をクリップボードにコピー「FilesView」
LZHやZIP形式で圧縮された書庫内のファイル情報もコピーできる
(02/12/18)
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「FilesView」v0.7 |
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取得したファイル情報 |
指定したフォルダ以下の複数のファイル情報をテキストでクリップボードにコピーできるソフト「FilesView」v0.7が、6日に公開された。Windows NT 4.0/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在ベクターのライブラリページからダウンロードできる。なお動作には、VB 6.0ランタイムが必要。
「FilesView」は、指定したファイルの名前やサイズ、更新日などをクリップボードにコピーできるソフト。画面上部に表示されるフォルダとファイル一覧から情報を取得したいファイルを選択してボタンを押すだけでコピーできる。情報を取得するファイルを個々に指定できるほか、フォルダを指定してその階層以下の複数ファイルの情報を一度にコピーすることも可能。その際はワイルドカードを使って、ファイル名を拡張子などで絞り込むこともできる。コピーされる情報はファイル名のほか、パス名やファイルサイズ、更新日などを設定から必要なものだけ選択することが可能。また、LZH/ZIP形式の圧縮ファイル内に格納されているファイルの情報をコピーすることもでき、テキストエディターなどに貼り付けると、ファイル名のほか元のサイズと圧縮後のサイズや更新日などを一覧で参照することができる。なお、圧縮ファイル内の情報を取得するにはUNLHA32.DLLとUNZIP32.DLLがあらかじめインストールされている必要がある。さらに、指定したフォルダ以下のツリー構造を解析し、フォルダ階層を“└”や“├”などの記号を使った視覚的に分かりやすいテキストでコピーすることも可能。データのバックアップをとる際にファイルの一覧を作成して管理したり、作成したプログラムのReadmeファイルに同梱ファイル一覧を記述するなどアイデア次第で様々な用途に使えそうだ。
もっと簡単にファイル名を取得する方法として、本ソフトのショートカットアイコンにファイルをドラッグ&ドロップしてコピーもできるので、1個のファイル名を頻繁にコピーする場合は“送る”に設定して使うといいだろう。また、本ソフトには別ウィンドウで起動する簡易ファイルビューワー機能もついており、ボタンを押してビューワーを起動し、ファイル一覧からファイル選択するとファイル内容を参照できる。テキストやHTMLファイルのほか、「Word」「Excel」などのファイルや、Susieプラグインをインストールすることで画像ファイルも参照することが可能だ。
【著作権者】kotaroh 氏
【対応OS】Windows NT 4.0/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】0.7(02/12/06)
□FilesView(WindowsNT/2000/XP-ユーティリティ)
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/util/se247911.html
(大場 亮)