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ちょっとしたメモを書き留めておくのに便利なエディター「Kangaroo Memopad」

ポケットからメモ帳を取り出す感覚で手軽に使える

（03/01/07）

「Kangaroo Memopad」v1.80

　ちょっとしたメモを書き留めておくのに便利なテキストエディター「Kangaroo Memopad」v1.80が、5日に公開された。Windows 98/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

　「Kangaroo Memopad」は、ふと思いついたアイデアやWebページのスクラップなどを手軽に書き留めておけるテキストエディター。画面はテキストを入力するエディター部分の上部にツールバーアイコンがあるだけのシンプルなものだが、一般的なテキストエディターにはないメモ書きに便利な機能を備えている。まず、本ソフトはMDIタイプの使い方にも似た“ページ”の概念をもっており、10個のページをツールバーの矢印ボタンで切り替えながら利用する。テキストを入力すると内容は自動保存されるので、前に入力した内容をそのままに、別のページに新しい内容を入力できるというわけだ。また、タスクトレイに格納することも可能なので、必要なときにタスクトレイアイコンをクリックしてウィンドウを表示させ、メモなどを入力したらまたタスクトレイに格納する、といった使い方ができる。ちょうどポケットなどに常備している手帳のような感覚だ。

　さらに、ページ単位でテキストファイルに保存できるほか、簡易的にHTMLに整形して保存することも可能。例えば、改行に<BR>タグを挿入したり、行頭に“●”や“◆”が付いているものに見出しタグをつけるといった変換を自動的に行ってくれる。このほかにも、同梱されている別の実行ファイルを使うことで、10ページ目に入力されている内容をダイアログボックス形式のメッセージとして表示させることができる。毎日のToDoや備忘録を入力しておき、スタートアップフォルダに登録するなどして活用するといいだろう。

【著作権者】たちばな　氏
【対応OS】Windows 98/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.80（03/01/05）

□たちばなのデジタル日曜大工
http://hp.vector.co.jp/authors/VA016796/

（大場 亮）