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MS02-070の修正プログラムが更新され、XP SP1でSMB署名の問題を解決可能に

自分の使用しているマシンに関わる修正プログラムは速やかにインストールしよう

(03/01/23)

 マイクロソフト(株)は23日、Windows 2000/XPで“SMB署名の問題”の脆弱性を修正するセキュリティ修正プログラム(MS02-070)が、Windows XP用のアップデートプログラム集「Windows XP」Service Pack 1(以下、XP SP1)を適用したマシンでは“自動更新”の対象となっていなかったことを明らかにし、XP SP1を適用したWindows XPに自動的にインストールできるように修正プログラムを更新した。現在、同社サイトおよびWindows Updateから無償でダウンロードできる。

 このほか、Windows NT 4.0/2000/XPでドメインコントローラを実行中のマシンが対象となる“Locator Serviceの未チェックのバッファ”に起因する問題や、「Outlook 2002」で内容を暗号化して送信したつもりのメールが実際には暗号化されていない場合があるという問題についても、それぞれ修正プログラムが公開された。

 使用していないサービスやソフトに関する修正プログラムを適用する必要はないが、同社のセキュリティ情報サイト“TechNet Online”で告知される修正プログラムは基本的にすべて重要な問題を修正するためのものだ。そのため、自分の使用しているマシンに関わる修正プログラムは、速やかにすべてインストールしたほうがよいだろう。

□TechNet Online
http://www.microsoft.com/japan/technet/
□SMB 署名の問題により、グループ ポリシーが変更される (329170) (MS02-070)
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/MS02-070.asp
□Locator Service の未チェックのバッファにより、コードが実行される (810833) (MS03-001)
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/MS03-001.asp

(竹元 克己)


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