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PDFファイルの任意のページのみを抽出して別のPDFファイルに保存「PDF Knife」

PDFファイルを自分好みに整理したい人は活用しよう

（03/01/28）

「PDF Knife」v0.95

　PDFファイルの任意のページのみを抽出して別のPDFファイルに保存できるツール「PDF Knife」v0.95が、21日に公開された。Windows 98/Me/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

　「PDF Knife」は、複数ページのデータを1つのファイルに収録したPDFファイルを、1ページ1ファイルに分割したり、3～5ページのように連続した任意のページのみを抽出し、別のPDFファイルに保存できるツール。分割または任意のページを別のファイルに保存したいPDFファイルを選択し、画面下の[すべてのページを分解]を押すと1ページ1ファイルに分割され、[ページを指定して分解]を押してからページ数を指定すると、指定したページのみが別のPDFファイルに出力される。また、任意のページのみを出力したときに[ページごとにPDFファイルを作成する]へチェックを入れると、1ページ1ファイルで別のPDFファイルを作成できる。ただし、一度に作成できるのは3～5ページのような連続したページのみに限られる。3、5、7の3ページを別のPDFファイルで保存したい場合は、1ページずつ作成するようにしよう。PDFファイルで資料を受け取ったが、頻繁に参照するページが数ページしかないという場合は、このソフトでファイルを分割したり必要なページのみを別のPDFファイルに保存してみてはどうだろうか。

　また同作者のページでは、複数のPDFファイルを1つのファイルに結合できる「pdfpdfpdf.com」や、複数ページのPDFファイルを閲覧した際に各ページをツリー表示する“しおり”内で、ページの階層レベルを変更できる「PDF OutLineMaker」も公開されている。複数のPDFファイルを1つにまとめたいときは「pdfpdfpdf.com」を、1つのファイルにまとめた複数ページのPDFファイルの“しおり”の階層を移動させたいときは「PDF OutLineMaker」を利用するとよいだろう。そのほか、PDFファイル内のオブジェクト番号やタイプ、サイズ、アドレスを参照できる「PDF Analyst」も公開されている。PDFファイルを自分好みに整理したい人は、これらのツールを活用してみよう。

「pdfpdfpdf.com」v0.95		「PDF OutLineMaker」v0.90

【ソフト名】「PDF Knife」
【著作権者】Takeshi Okamoto(PAPY)　氏
【対応OS】Windows 98/Me/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】0.95（03/01/21）

【ソフト名】「pdfpdfpdf.com」
【著作権者】Takeshi Okamoto(PAPY)　氏
【対応OS】Windows 98/Me/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】0.95（03/01/21）

【ソフト名】「PDF OutLineMaker」
【著作権者】Takeshi Okamoto(PAPY)　氏
【対応OS】Windows 98/Me/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】0.90（03/01/23）

【ソフト名】「PDF Analyst」
【著作権者】Takeshi Okamoto(PAPY)　氏
【対応OS】Windows 98/Me/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】0.95（03/01/21）

□Programming Library - VB-VC-Delphi総合情報ページ
http://homepage1.nifty.com/MADIA/

（小津 智幸）