.
マクロ拡張機能が追加されたテキスト入力支援ソフト「Charu3」v3.02.01
「Charu2Pro」のソースコードを一新し、後継バージョンとして新規公開
(03/02/05)
|
「Charu3」v3.02.01 |
ポップアップウィンドウに階層メニューを表示して定型文やクリップボード履歴を管理できるテキスト入力支援ソフト「Charu3」v3.02.01が、1日に新規公開された。同作者によるテキスト入力支援ソフト「Charu2Pro」の後継バージョンにあたり、ソースコードを一新してポップアップ表示やデータ処理の高速化が図られたほか、ユーザーインターフェイスが大幅に整備されている。Windows 98/Me/NT 4.0/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページや窓の杜からダウンロードできる。
「Charu3」は、階層メニューで定型文やクリップボード履歴を管理できるテキスト入力支援ソフト。同作者製ソフト「Charu2Pro」の後継バージョンで、不要なメニューや設定、機能などを廃止することでユーザーインターフェイスの改善が図られ、使い勝手が向上した。また、定型文やクリップボード履歴といったアイテムごとにホットキーなどを設定できる“拡張マクロ”機能が追加されたことが最大の変更点と言えるだろう。階層メニューから任意のアイテムを選択してプロパティを開くと“編集”ウィンドウが開き、アイテムのテキストを編集できることは従来の「Charu2Pro」と同じだが、ウィンドウ下側には“拡張マクロテンプレート”を選択するプルダウンメニューや、拡張マクロを直接編集できるテキスト編集エリアが新設されている。
たとえば、“HotKey=alt+x”と記述すれば、そのアイテムを[Alt]+[X]キーのホットキーでペーストできるようになるほか、“BeforKey=bs;10”と記述すればペースト前に[Backspace]キーを10回分入力できる。また、“DirectCopyKey=alt+ctrl+c”と記述すれば、テキストエディターなどで任意のテキストを範囲選択してから[Alt]+[Ctrl]+[C]キーを実行したときに、そのテキストの内容をクリップボードを介さずアイテムに直接コピーすることも可能だ。さらに、アイテムを保存しているフォルダに対しても拡張マクロを設定できるほか、複数の拡張マクロを同時に指定することができるので、テキストの内容ごとにコピー&ペーストするホットキーを定義しておけば、テキスト入力作業をより効率的に行えるようになるだろう。
【著作権者】C+ Factory
【対応OS】Windows 98/Me/NT 4.0/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】3.02.01(03/02/01)
□KeiziWeb ver 4.1
http://keiziweb.age.jp/
□窓の杜 - Charu3
http://www.forest.impress.co.jp/library/charu.html
(竹元 克己)