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動画編集・変換ソフトの“honestech MPEGシリーズ”v5.0がリリース
MPEG-1/2形式やAVI形式の動画の劣化を最小限に留めて編集できるのが特長
(03/02/21)
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「honestech MPEG Editor」v5.0 |
(株)ノバックは21日、動画ファイル編集ソフト「honestech MPEG Editor」v5.0および動画形式の相互変換ソフト「honestech MPEG Encoder」v5.0のダウンロード販売を、ECサイトの“インプレスダイレクト”やベクターの“プロレジ”で開始した。両ソフトともにWindows 98/Me/2000/XPに対応し、3月6日までは特価として各3,980円で、それ以降は各4,800円でダウンロード販売版を購入することが可能。現在(株)ノバックのWebサイトから、一部の機能が制限された状態で30日間試用できる体験版をダウンロードすることができる。
「honestech MPEG Editor」は、MPEG-1/2形式やAVI形式の動画の劣化を最小限に留めて編集できるのが特長の動画ファイル編集ソフト。編集候補の動画をドラッグ&ドロップで「honestech MPEG Editor」に登録した後に、左右に並んだ動画プレビュー画面で編集前後の動画を見比べながら、任意のMPEG-1/2、WMV、AVI形式の動画ファイルの編集を行うことができる。編集時には、動画の使用する部分をフレーム単位で範囲選択したり別の動画と結合する機能“CUT”、任意のテキストテロップを動画に追加する機能“TITLE”、動画に挿入するWAVE/MP3形式のオーディオを選択する機能“AUDIO”、フレームと位置を指定して動画の一部分にモザイクなどのエフェクトを付加する機能“EFFECT”などを利用可能。
編集後の動画はMPEG-1/2、DV-AVI、AVI、WMV形式へ任意の設定で出力でき、出力した動画は自動的に「honestech MPEG Editor」の編集候補リストに登録される。この際、MPEG-1/2形式やAVI形式では、元の形式と出力する形式が同じ場合に限り、変更のあったフレームのみをエンコードできる仕組みのため、編集による動画の劣化を最小限に留めることが可能。ただし、形式やプロファイルが異なる動画を結合する場合や、元とは別形式に変換する場合は動画のすべての部分を再エンコードするため、一般的な編集ソフトと同じように全体的な劣化を避けることはできないので注意が必要。
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「honestech MPEG Encoder」v5.0 |
また、同日に公開されたもう一方の「honestech MPEG Encoder」は、MPEG-1/2、ASF、WMV、AVI形式の相互変換ソフト。MPEG-1/2形式やWMV形式に変換する場合は、目的に合わせたプロファイルを選択し、ピクセルサイズやビットレート、フレームレートを微調整すれば、難しい設定を知らなくても適切な動画に変換できる。AVI形式に変換する場合、Windowsの標準状態では選択できるコーデックが少ないので、あらかじめ“DivX”や“XviD”などのコーデックをインストールしておくことをおすすめする。なお、「honestech MPEG Encoder」では複数の動画をまとめて変換することもできるので、前述の「honestech MPEG Editor」でマスタリングする前に、編集候補の動画をすべて同じ形式に統一しておくのもよいだろう。
【著作権者】(株)ノバック(開発元はHonest Technology Co., Ltd.)
【対応OS】Windows 98/Me/2000/XP
【ソフト種別】ダウンロード販売 各4,800円(期間限定の特価は各3,980円)
【バージョン】5.0(03/02/21)
□NOVAC(honestech MPEGシリーズ(ビデオ変換・編集ソフト)一覧)
http://www.novac.co.jp/products/software/honestech/list.html
□インプレスダイレクト(「honestech MPEG Editor」v5.0の販売ページ)
http://direct.ips.co.jp/rd/NOVE002.htm
□インプレスダイレクト(「honestech MPEG Encoder」v5.0の販売ページ)
http://direct.ips.co.jp/rd/NOVE001.htm
(竹元 克己)