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WebサーバーをSSL対応に「Orenosp Secure Reverse Proxy」
既存のWebサーバーをSSL通信対応にするHTTPリバースプロキシー
(03/03/03)
既存のWebサーバーをSSL通信対応にするHTTPリバースプロキシー。リバースプロキシーは、クライアントが利用する通常のプロキシーに対して、サーバーの代理として通信を受け取りサーバーに中継する。「Orenosp Secure Reverse Proxy」では、クライアントとSSL暗号化通信することができ、Webサーバーには暗号化を解除してから中継する仕組みだ。また、Refererなどに指定した条件を含むリクエストを拒否するフィルタリングのほか、プレーンテキストによるベーシック認証といったセキュリティ機能も備えている。そのほか、IPv4とIPv6を相互変換して中継したり、多数のリクエストを複数のサーバーに分散中継して負荷分散する機能など、多彩な機能を利用可能だ。なお、電子証明書生成ソフト「gencert」が同梱されているため、SSL暗号化通信に必要な電子証明書は、自身で発行することも可能だ。イントラネットのWebサーバーをインターネットに公開したり、何らかの理由で既存のWebサーバーを温存させたままSSL暗号化通信を利用したい場合に最適なソフトだろう。
【著作権者】Masato Kataoka 氏
【対応OS】Windows NT 4.0/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】0.3.6(03/02/06)
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(齋藤 正穂)