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指定したWebサイトの階層構造を調査できる「Website Explorer」が公開
調査したWebサイトの階層構造をHTML形式のファイルで保存することが可能
(03/03/03)
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「Website Explorer」v0.7 beta 5 |
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サイト情報 |
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出力したHTMLファイル |
指定したWebサイトの階層構造を調査できる「Website Explorer」v0.7 beta 5が、2月27日に公開された。Windows 95以降に対応するベータ版フリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。
「Website Explorer」は、指定したWebサイトの階層構造を調査できるソフト。URLを指定して[開始]ボタンを押すと、そのWebページのリンクを順にたどり、指定したURL以下の階層にあるフォルダ構造の調査をすることができる。ウィンドウには4ペインで情報が表示され、左上のペインでWebサイトの階層構造をツリー表示し、左下のペインにはWebサイト内で使用されている全てのHTMLファイルのタイトルが一覧表示される。ツリー表示部でフォルダを選択すると、そのフォルダに存在しWebサイト内で使用されているファイルやフォルダがウィンドウ右上のペインに一覧表示され、ファイルをダブルクリックすると右下のペインにプレビュー表示される。Webサイト内の調査が全て終了すると“サイト情報”を別のウィンドウで表示し、[サイトリポート]タブに調査したWebサイト内で使用されているファイル数や、一定期間内に更新されたファイル数を確認することが可能だ。その場合の更新されたファイルは、一番古いファイルの日付からWebサイトを調査した日の間を、等間隔で10個に分けた期間ごとに個数表示される仕組み。また、[サイトデータ]タブで、Webサイトで使用されているHTMLファイルが上のペインに、HTML以外のファイルが下のペインに一覧表示され、それぞれのファイル更新日時を確認できる。さらに、[外部リンク一覧]で調査したWebサイトから他のWebサイトへの全リンクを表示することも可能。
そのほか、調査したWebサイトの階層構造はフレームを利用したHTML形式のファイルで保存することができ、「Website Explorer」のウィンドウで左下のペイン部分をなくしたような画面をWebブラウザーで表示することができる。また、Webサイトを調査するだけでなく、ローカル上に保存しているWebページの階層を調査することもできる。このソフトを利用して、自分で公開しているWebサイトの構造を見直してみたり、他の人が公開しているWebサイトを調査して、自分でWebサイトを作成するときの参考にするのもよいだろう。
【著作権者】梅ちゃん堂 氏
【対応OS】Windows 95以降
【ソフト種別】ベータ版フリーソフト
【バージョン】0.7 beta 5(03/02/27)
□電脳レストハウス「梅ちゃん堂」ホームページ
http://www1.plala.or.jp/umechan/
(中井 浩晶)