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数式ワープロソフト「MathNote」にHTMLファイル出力機能が追加
HTML形式で出力すればソフトが未インストールのWindowsパソコンでも閲覧できる
(03/03/11)
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「MathNote」v1.40 |
テキストと数式を同じ感覚で編集できる数式ワープロソフト「MathNote」が11日、v1.40にバージョンアップした。Windows 98/Me/NT 4.0/2000/XPに対応するシェアウェアで、価格は9,800円。現在作者のホームページや窓の杜からダウンロードできる。試用期間は2週間で、作成した文書を保存できないなどの制限がある。
「MathNote」は、テキストとともに分数やルート記号、行列などを含む複雑な計算式を入力・編集できる数式ワープロソフト。今回公開されたv1.40では、本ソフトで入力・編集した独自形式のMOCファイルをHTML形式に変換する機能が追加された。変換方法は、[ツール]-[HTML形式に変換]メニューから[HTMLファイルを作成]を選択し、ファイル名を入力すればよい。出力されたHTMLファイルを表示するには、本ソフトのインストール時に同時に追加される専用フォント“AT MathSym 1”と“AT MathSym 2”が必要。これらのフォントは同作者のホームページで公開されているため、ソフトをインストールしていなくとも「Internet Explorer」上で閲覧することが可能だ。また、HTML形式のファイル表示時のみ機能し、MOCファイルの編集・閲覧時には非表示となる、<A>や<HR>などのHTMLタグを文書内に埋め込む機能が追加された。なお現在のバージョンでは、HTMLファイル出力時に本ソフトの作図機能を利用して作成した図が表示されないなど一部の機能制限があり、次回以降のバージョンアップにより利用可能になるとのこと。
【著作権者】H.Nishino 氏
【対応OS】Windows 98/Me/NT 4.0/2000/XP
【ソフト種別】シェアウェア 9,800円
【バージョン】1.40(03/03/11)
□オータムソフト
http://homepage2.nifty.com/autumn-soft/
□窓の杜 - MathNote
http://www.forest.impress.co.jp/library/mathnote.html
(石川 敬峰)