窓の杜Logo

.
Review NEWS

フリーのタブ切り替え型テキストエディター「JmEditor」v1.0.11が公開

スクリプトプログラム開発向けのさまざまな機能を備える

(03/03/14)

「JmEditor」v1.0.11
「JmEditor」v1.0.11
 “■”“○”などの記号で始まる行や関数を定義している行を見出しとして自動抽出できるタブ切り替え型テキストエディター「JmEditor」v1.0.11が、10日に公開された。Windows 98/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「JmEditor」は、JIS/S-JIS/EUC対応でフリーのタブ切り替え型テキストエディター。ツールバーとテキスト編集エリアの間にファイル名の書かれたタブが表示され、任意のタブをクリックすることで編集するテキストファイルを切り替えることができる。ウィンドウ左側にペインを追加して自動抽出した見出しの一覧をアウトラインプロセッサー風に表示したり、左ペインの表示を切り替えて独自の“お気に入り”リストにユーザーが登録したテキストファイルのファイル名を表示することが可能。見出しと見なされる文字列は拡張子ごとに設定されており、たとえばTXT形式のファイルならば“■”“□”“●”“○”のいずれかの記号で始まる行が、CGI/PL/PM/POD形式ならばPerlスクリプトのサブルーチンを定義する“sub”で始まる行が見出しとして抽出される。

 また、C/C++、Delphi、Java、HTML、Perl、Python、Rubyといった各種言語で使われる関数や変数、数値、コメント、正規表現などの文字列は、特に設定しなくても拡張子別に自動的に色分け表示されるほか、Base64/MIMEヘッダー/Quoted-Printableの文字列をデコードする機能、任意の文字列をS-JISに変換する機能、文字列を矩形選択する機能なども利用可能。さらに、スクリプトをボタン一発で実行し、標準出力されるテキストをウィンドウ下側のペイン内に表示する機能など、スクリプトプログラム開発向けのさまざまな機能を備えている。

【著作権者】Jm(三浦 淳) 氏
【対応OS】Windows 98/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.0.11(03/03/10)

□Jm HomePage
http://www.hi-ho.ne.jp/jun_miura/

(竹元 克己)


トップページへ
Copyright (c) 2003 Impress Corporation All rights reserved.
編集部への連絡は mado-no-mori-info@impress.co.jp まで