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液晶モニターのドット抜けを確認する作業を支援する「ドット欠けチェッカー」
白・黒・赤・緑・青から選んだ1色で画面を塗りつぶしてドット抜けを確認する
(03/03/31)
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「ドット欠けチェッカー」v1.0.0.0 |
液晶モニターのドット抜けを確認する作業を支援するソフト「ドット欠けチェッカー」v1.0.0.0が、23日に公開された。Windows 98/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。
「ドット欠けチェッカー」は、白・黒・赤・緑・青から選んだ1色で画面を塗りつぶすことで、液晶モニターにあるドット抜けの位置や個数を確認する作業を支援するソフト。ドット抜けとは、液晶モニターの画面を構成する赤・緑・青のいずれかの画素(ドット)が常に点灯するか常に消灯してしまい、まるで画面にゴミが着いたか、小さな星が画面内に現れたかように表示される現象のこと。製造コスト等の関係で少数のドット抜けは不良品と見なされず、メーカーでの交換の対象とはならないが、たとえば1インチ四方に複数のドット抜けがあるなど、各メーカーごとの基準に合致すれば、交換に応じてもらえる可能性もある。本ソフトは、ドット欠けの位置や個数をメーカーに報告する際に役立つ。
起動すると、真っ黒な画面を背景にして本ソフトのウィンドウのみが画面上に現れ、ウィンドウ内の[黒][白][赤][緑][青]のボタンをクリックすると、背景色が各ボタンに書かれた色に切り替わる。ウィンドウはドラッグで自由な位置に動かすことが可能。たとえば青色の画素が常時消灯する場合、背景色を青色にするとその画素のみ黒く表示され、背景色を白色にすると、光の三原色のうち青色が抜けるため、黄色の画素が現れる仕組み。液晶モニターを購入したときは、まず最初に本ソフトでドット抜けを確認してみてはいかがだろう。
【著作権者】cougar 氏
【対応OS】Windows 98/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.0.0.0(03/03/23)
□the Fang of Sky
http://hp.vector.co.jp/authors/VA029465/
(石川 敬峰)