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WAVE/MP3/WMA/OGG/APE/VQF形式の音声ファイルを相互変換「AudioEncoder」
音楽CDの音声データを各種形式に直接変換することも可能
(03/04/03)
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「AudioEncoder」 |
WAVE/MP3/WMA/Ogg Vorbis/Monkey's Audio/Twin VQ形式の音声ファイルを相互変換できるソフト「AudioEncoder」v2.03dが、3日に公開された。Windows 2000/XPに対応するフリーソフトだが、寄付は歓迎しているとのこと。現在作者のホームページからダウンロードできる。なお、最新版のv2.03dは差分ファイルのため、あらかじめv2.03cをインストールしておく必要がある。また、動作には「.NET Framework」が必要。
「AudioEncoder」は、WAVE/MP3/WMA/Ogg Vorbis/Monkey's Audio/Twin VQ形式の音声ファイルを相互変換できるソフト。本ソフトが対応している音声ファイルをドラッグ&ドロップなどでリストに登録し、各ファイルごとに変換後の形式を指定して[エンコード開始]ボタンを押すだけで、音声ファイルの形式を一括変換することが可能。リストには、音声ファイルにタグとして埋め込まれているタイトルやアーティストなどの曲情報のほか、変換中や変換完了といったステータス、ファイル名、変換後の形式、変換元のファイルが置かれているフォルダ、変換後のファイルを出力するフォルダといった情報が表示される。また、リストの右側に設置されているタブ切り替え型の設定画面“サイドウィンドウ”を使用することで、リスト表示されているファイルの各種情報を編集したり、変換後の形式やビットレートなどをプルダウンメニューから簡単に選択することが可能だ。
さらに、音楽CDの音声データにも対応し、音声データを読み込む際にトラックの曲情報をCDDBサーバーから取得したうえで、本ソフトが対応している各種形式に直接変換することができる。そのほか、AVI形式の動画ファイルに含まれる音声ファイルや、MIDIデータを本ソフトで再生・録音し、各種音声形式に変換することも可能。たとえば、自分が作成した音声ファイルをインターネット上で配布する前に、形式や設定によってどれぐらい音質が異なるのかを聞き比べてみたいときや、DTMソフトを使って作曲する際に、素材ファイルをサイズの大きいWAVE形式からMonkey's Audio形式に一括変換したいときなどに利用するとよいだろう。
【著作権者】Kazuki Oikawa 氏
【対応OS】Windows 2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】2.03d(03/04/03)
□Kazuki-hp
http://kazuki.s18.xrea.com/
(竹元 克己)
お詫びと訂正:
記事掲載時に、v2.03dが差分ファイルでしか配布されていないことを記述しておりませんでした。お詫びして訂正いたします。