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Release NEWS

漢字をひらがなにして表示する子ども向けWebブラウザー「ひらがなナビィ」v3

Webページの文章を要約して表示する機能などが追加された

（03/04/07）

「ひらがなナビィ」v3

Webページの要約例

　（株）富士通ラーニングメディアは7日、Webページ上の漢字をひらがなにして表示できる子ども向けWebブラウザー「ひらがなナビィ」v3をリリースした。今回公開されたv3の主な変更点は、表示しているWebページの文章を要約して表示する機能や、「Word」や「一太郎」などで作成した文書ファイル内の漢字をひらがなで表示する機能などが追加されたこと。Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XPに対応するシェアウェアで、5月31日までは期間限定の特価として価格は3,000円。それ以降の価格は4,000円。現在同社のWebサイトや窓の杜からダウンロードできる。

　「ひらがなナビィ」は、Webページ上の漢字を子ども向けにひらがなで表示するWebブラウザー。本ソフトを使用するユーザーの漢字読解能力に応じて漢字をひらがな表示する仕組みで、ユーザーが子どもの場合は小学生1～6年の各学年、中学生、高校生の中から、ユーザーが日本語を母国語としない人の場合は日本語能力認定級の1～4級の中から選択することができる。ひらがなの表示方法には、マウスカーソルを漢字に重ねたときにふりがなを表示する方法、漢字に続けてカッコ書きのふりがなで表示する方法、漢字の上にルビを振る方法、漢字をすべてひらがなに変換して表示する方法といった4種類が用意されている。また、文節間に空白文字を挿入する“分かち書き”や、Webページ上のひらがなを漢字に変換して表示することも可能。

　今回公開されたv3では、表示しているWebページの文章を要約して表示する機能が追加された。[編集]－[要約]メニューを実行した後、表示中のWebページをクリックするだけで、別ウィンドウにWebページ内のすべての文章を要約した内容を表示することができる。元の文章との比率を10～99％の範囲で指定したり、重要な語句を“注目語”として1つだけ指定して要約することも可能。長文のWebページを読む時間がないときに重宝しそうな機能だ。また、「Word」や「一太郎」などで作成した文書ファイル内を読み込み、文書ファイル内の漢字をひらがなで表示する機能、リンク集ページを作成する機能のほか、同社製の別製品「ひらがなナビィ辞典」と連携してWebページ上の任意の言葉の意味をポップアップウィンドウで表示する機能なども追加された。

【著作権者】（株）富士通ラーニングメディア、情報処理振興事業協会（IPA）、富士通（株）
【対応OS】Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XP
【ソフト種別】シェアウェア 4,000円（5月31日までの期間限定の割引価格は3,000円）
【バージョン】3（03/04/07）

□ようこそ!ひらがなナビィV3ページへ
http://kids.knowledgewing.com/
□窓の杜 - ひらがなナビィ
http://www.forest.impress.co.jp/library/hiragananaviiy.html

（竹元 克己）