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Windowsの音量をアプリケーションごとに自動で調節できる「FaderController」
1つの音調設定に対して複数のアプリケーションを登録可能
(03/04/15)
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「FaderController」v3.0 |
Windowsの音量をアプリケーションごとに自動で調節できる「FaderController」v3.0が、11日に公開された。Windows 98/Me/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。
「FaderController」は、Windowsの音量をアプリケーションごとに自動で調節できるソフト。起動するとタスクトレイに常駐し、登録したアプリケーションがアクティブまたは起動中に、Windowsの音量を指定した大きさに自動で調節する。アプリケーションの登録は、タスクトレイアイコンをクリックして“コンパクトボリュームコントール”ウィンドウを表示し、ウィンドウ上の右クリックメニュー[新規作成]で表示される登録画面から行う。登録時には[一般]タブで、マスターボリュームやWAVEといった音量を自動調節する項目を選択し、[アプリケーション連動]タブでアプリケーションを指定する。このとき、アプリケーションを[アクティブ連動]欄に登録するとアプリケーションがアクティブのときだけ音量が調節され、[起動連動]欄に登録した場合はアプリケーションが起動中ならアクティブ・非アクティブに関わらず音量が調節される。登録を完了した後、“コンパクトボリュームコントール”ウィンドウのスライドバーをマウスでドラッグして音量を決定すれば、登録したアプリケーションに連動して音量が自動調節されるようになる。
さらに、登録した1つの音量設定に対して複数のアプリケーションを割り当てることも可能なため、メディアプレイヤーなどは全て同じ音量といった設定をすることができる。また、タスクトレイアイコンの右クリックメニューで[オプション]を選択すると、登録した音量設定の優先度を指定したり、音量を自動調節する際の速度を4種類から選択可能。そのほか、タスクトレイアイコンには現在の音量を示す棒グラフが表示されているので、即座に音量を確認することもできる。音量を変更する必要があるアプリケーションをこのソフトに登録しておけば、音量調節する手間がなくなるだろう。
【著作権者】Vivas 氏
【対応OS】Windows 98/Me/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】3.0(03/04/11)
□Vivas'es room
http://www.terra.dti.ne.jp/~vivas/
(中井 浩晶)