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指定日に任意のフォルダやファイルを自動的に削除できる「死後の世界」が公開
ファイルの削除を実行する際に任意のメッセージを表示させることが可能
(03/04/28)
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「死後の世界」v1.00 |
あらかじめ指定しておいた日付に任意のフォルダやファイルを自動的に削除できる「死後の世界」v1.00が、15日に公開された。Windows 95/98に対応するフリーソフトで、編集部で試用したところWindows 2000で動作することを確認した。現在作者のホームページからダウンロードできる。
「死後の世界」は、あらかじめ指定しておいた日付に任意のフォルダやファイルを自動的に削除できるタスクトレイ常駐型ソフト。指定日になると任意のメッセージが表示されると同時に、指定した複数のフォルダやファイルが自動的に削除される仕組み。まず初回の起動時に、設定内容を他の人に見られたり、変更されないようにユーザーIDとパスワードを決める必要がある。その後、タスクトレイアイコンの右クリックメニューから[ログイン]を選択し、先ほどのユーザーIDとパスワードを入力すれば設定画面が開く。設定画面では、削除したいフォルダやファイルを複数登録したり、ファイルの削除を実行する日付を指定可能だ。また、ファイルの削除を実行する際に表示されるメッセージを入力することができ、TXTファイルを読み込んでメッセージにすることも可能。さらに、ファイルの削除を実行する3日前から警告を出すように設定することもできる。
そのほか、[常駐処理]欄の[登録]ボタンで本ソフトをスタートアップに登録可能なため、常に本ソフトを起動するようにしておけば、指定日に間違いなくファイルを削除できるだろう。なお、指定日以降に本ソフトを起動した場合でも、ファイルは自動的に削除される。フォルダやファイルを削除する日付を日々1週間先などに変更しておけば、何らかの理由でパソコンを使用できなくなっても、他人に重要なファイルを見られることなく削除可能だ。
【著作権者】ゆき 氏
【対応OS】Windows 95/98(編集部にてWindows 2000で動作確認)
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.00(03/04/15)
□One Plus One
http://www.yukibow.com/
(中井 浩晶)