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複数のプリンターで印刷を並行して行える「並列プリントXP」v1.0がリリース
最大10台のプリンターを使用して印刷に要する時間を大幅に短縮できる
(03/04/28)
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「並列プリントXP」v1.0 |
ベア・コンピューティング(株)は21日、最大10台のプリンターで印刷を並行して行うことができるソフト「並列プリントXP」v1.0をリリースした。Windows XP専用のシェアウェアで、価格は6,000円。現在同社のWebサイトからダウンロードできる。
「並列プリントXP」は、印刷ジョブを複数のプリンターに振り分けて並行印刷するWindows XP専用のソフト。あらかじめ複数のプリンターをパソコンにインストールした後に、本ソフトをインストールすれば、各種ソフトが印刷に使用するプリンターを複数選択できるようになる。印刷ジョブのデータがページ単位や部数単位で均等な量になるよう自動的に振り分けられるため、印刷に要する時間が大幅に短縮されるのが特長。本ソフトをインストールするとプリンターの種類に“並列プリント”が追加され、任意のアプリケーションで印刷する際に“並列プリント”を選択すれば、並行印刷の設定を変更できるダイアログが表示される。ダイアログの上側では振り分ける単位を部数・ページの2種類から選択でき、下側では印刷に使用するプリンターを最大で10台まで選択可能。また、プリンターごとに印刷するページの範囲と部数が“1-3ページ×5部”のような書式で表示され、プリンターごとの印刷の進捗が棒グラフで示される。
たとえば、プリンターが複数設置されている環境で、プレゼン用の資料やPDF形式のマニュアルなどを大量に印刷する作業が発生したときには、「並列プリントXP」を使用して複数のプリンターで並行印刷するとよい。さらに、同じ種類のプリンターを複数使用できる場合には印刷結果もほぼ同じとなるため、ホチキスで1部ずつ閉じても違和感も感じないだろう。
【著作権者】ベア・コンピューティング(株)
【対応OS】Windows XP
【ソフト種別】シェアウェア 6,000円
【バージョン】1.0(03/04/21)
□Bear Computing Co.
http://www.bear.co.jp/ja/
(竹元 克己)