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PCを構成するハードウェアに負荷をかけて安定性をテストする「BurnInTest」
エラーが発生していればテスト終了後に“FAIL”と表示される
(03/05/19)
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「BurnInTest」v3.2 build 1000 |
PCを構成するメモリやビデオカードといった各種ハードウェアに負荷をかけることで、Windows使用時の安定性と信頼性をテストできる「BurnInTest」v3.2 build 1000が、5日に公開された。Windows 98/Me/2000/XPに対応するシェアウェアで、通常版の“Standard Edition”は22ドル、テストできる内容が通常版よりも多い上位版の“Professional edition”は49ドル。現在作者のホームページからダウンロードできる。
「BurnInTest」は、PCを構成する各種ハードウェアに負荷をかけてWindowsの安定性や信頼性をテストするソフト。テストしたいハードウェアを選択後にツールバー上にある緑色の[Fire up me]ボタンを押すだけで、テストを実行することができる。テスト時にエラーが発生していればテスト終了後に“FAIL”、問題がなければ“PASSED”と表示される。演算処理やMMX/SSE/3DNow!処理の計算によるCPUの測定、データの書き込みとベリファイによるFDD/HDD/RAMの測定、2D/3Dの画像を描画するグラフィックの測定、パケットの送受信を行うネットワークの測定のほか、サウンドデバイス、パラレルポート、COMポート、USBデバイス、テープドライブの測定を繰り返し行い、各種ハードウェアでエラーが発生するか否かをテストすることが可能。テスト後にエラーログをテキストやバイナリー、HTML形式で保存したり、測定を繰り返した回数などをテスト項目ごとに横に並べた表をEMF/GIF/BMP形式の画像で保存することもできる。Windowsの安定性や信頼性に不安がある人は、原因を究明するひとつの手段として本ソフトを使用してみてはいかが。
【著作権者】PassMark Software
【対応OS】Windows 98/Me/2000/XP
【ソフト種別】シェアウェア 22ドル(“Professional edition”は49ドル)
【バージョン】3.2 build 1000(03/05/05)
□パスマーク - PCベンチマークと各種テストソフトウェア PassMark Home (Japanese) - PC benchmark and test software
http://www.passmark.com/japanese/
(竹元 克己)