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塗りつぶされた画面の覗き穴からデスクトップを操作できる「くもるガラス」v1.0
クリップボード内の画像を表示して覗き穴を開けることも可能
(03/05/21)
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「くもるガラス」v1.0 |
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クリップボード内にデスクトップ画像をコピーした場合 |
塗りつぶされた画面の覗き穴からデスクトップを眺めたり操作できるソフト「くもるガラス」が、9日に公開された。Windows 98/Me/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在ベクターのライブラリページからダウンロードできる。
「くもるガラス」は、アクアマリン一色で塗りつぶされた画面に開いた小さな穴から、デスクトップの様子を眺めたり操作できるソフト。本ソフトを起動すると、デスクトップがアクアマリン一色で塗りつぶされるが、マウスカーソルを中心とした数十ドット分だけは、ぽっかりと穴が開いたようにデスクトップの画面が見えるようになっている。マウスを動かすと、後を追うように一定のタイミングで次々と穴が開いていく。たとえば、マウスを素早く動かすと穴の間隔は広がり、ゆっくり動かすと線のような連続した穴になる。穴は一定の時間が経過すると、元のアクアマリン一色で塗りつぶされた画面に戻る仕組み。覗き穴からはデスクトップを操作したり、他のソフトを実行することも可能だ。
画面が塗りつぶされた状態で画面左上へマウスを動かすと、設定メニューが表示される。ここでは、穴を表示する間隔や穴が表示されてから消えるまでの時間、穴の大きさを、それぞれ数値で指定可能。これらの設定を組み合わせて、間隔の開いていた穴がつながるトンネルのような表示にすることができる。そのほか、クリップボード内に画像データがある場合、アクアマリン画面の手前側に重ねて表示することが可能。なお、設定メニュー内にある[終了]ボタンを押すと元のデスクトップに戻る仕組み。スクリーンセーバーの代わりに本ソフトを利用することもできるだろう。
【著作権者】TOHTENKOOOSHI 氏
【対応OS】Windows 98/Me/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.0(03/05/09)
□くもるガラス(Windows95/98/Me/ユーティリティ)
http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se283414.html
(生田 茂)