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百舌鳥古墳群を舞台にしたトップビュー視点のアドベンチャーゲーム「水護墓」

導入部はサウンドノベル画面で、本編はトップビュー視点のRPG風画面で進行する

(03/05/21)

「水護墓」
「水護墓」
導入部はサウンドノベル画面で進む
導入部はサウンドノベル画面で進む
 百舌鳥古墳群(もずこふんぐん)を舞台にしたトップビュー視点のアドベンチャーゲーム「水護墓」が15日に公開された。Windows 95/98/Me/2000に対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「水護墓」は、大阪・堺市の百舌鳥古墳群を舞台にしたアドベンチャーゲーム。“大阪地学協会”の補助研究員である主人公“松田”は、有能な女性研究員“今岡”の助手として古墳の地質調査に赴くが、現地で事故が発生し、2名ともに古墳の地下に転落してしまう。暗い古墳の地下空間から地上へ脱出するのが目的。地下に転落するまでの導入部は1人称視点のサウンドノベル画面で、本編は2Dフィールド上で主人公を操作するトップビュー視点のRPG風画面で進行する。周辺だけ丸く照らす懐中電灯の光を頼りにして、壺や壁など少しでも怪しそうなところが見つかったら、[Space]キーを押してどんどん調べていこう。[Esc]キーを押して表示されるメニューから、[考える]コマンドで現在の状況を打開するための方策を考えたり、[話す]コマンドで今岡と会話することができる。行き詰まったときはこれらのコマンドを実行し、気になったキーワードをメモしながら進めるとよい。エンディングは4種類用意されており、30分程度でクリアすることが可能。“水”をキーワードとしたストーリーは、まるでよい短編小説を読み終えたときのような爽やかな“読了感”を与えてくれるだろう。

【著作権者】茶林 小一 氏
【対応OS】Windows 95/98/Me/2000
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】-(03/05/15)

□無茶林研究所
http://ochabayashi.hp.infoseek.co.jp/mucha/

(石川 敬峰)


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