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大正や昭和初期の雰囲気を醸し出す優美な日本語TrueTypeフォント「懐流体1」
“はらい”や“はね”が緩やかなS字型の曲線で描かれているのが特徴
(03/05/23)
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「懐流体1」v1.00 |
大正から昭和初期の雰囲気を醸し出す優美な日本語TrueTypeフォント「懐流体1」v1.00が、10日に公開された。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部で試用したところWindows 2000/XPで動作することを確認した。現在作者のホームページからダウンロードできる。なお、商用利用には作者の許可が必要。
「懐流体1」は、“大正浪漫”や“昭和モダン”といった言葉に代表される大正から昭和初期の雰囲気を漂わせる、優美な印象の日本語TrueTypeフォント。“おれ”の部分が角張らずに丸く、“はらい”や“はね”が緩やかなS字型の曲線で描かれているのが特徴。JIS第一水準漢字すべてと、人名漢字285文字のうちJIS第二水準漢字に含まれる40文字が収録されている。漢字やひらがな、全角のカタカナやアルファベットは等幅フォントで、半角英数字のみプロポーショナルフォントとなる。また半角のカタカナは、全角に対して約70パーセント幅で表示される。インストールするには、ダウンロードした圧縮ファイル内のTTFファイルをコントロールパネルの“フォント”フォルダへコピーすればよい。個人ホームページのロゴ作成や手紙の印刷などに利用すれば、お洒落でレトロな雰囲気を醸し出すことができるだろう。
【著作権者】井上デザイン(井上 優 氏)
【対応OS】(編集部にてWindows 2000/XPで動作確認)
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.00(03/05/10)
□idfont
http://idfont.web.infoseek.co.jp/
(石川 敬峰)
編集部注:記事掲載後に作者ホームページのURLが変更されました。