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探偵に扮して殺人事件の真相を解く推理アドベンチャーゲーム「殺意の旋律」
さまざまな人物に聞き込み調査を行い殺人事件を解決しよう
(03/05/28)
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「殺意の旋律」v1.10 |
探偵の主人公を操作して殺人事件の真相を解く推理アドベンチャーゲーム「殺意の旋律」v1.10が公開された。Windows 98/Me/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。なお、v1.10は差分ファイルのみの配布となっており、利用するにはv1.00の本体ファイルをあらかじめインストールしておく必要がある。
「殺意の旋律」は、探偵の主人公を操作して殺人事件の真相を解く、コマンド選択型の推理アドベンチャーゲーム。探偵の“藤田 恭介”を操作し、“ソレイユ”というバーでピアノを弾く学生“勝村 貴志”が殺害された事件を解明していくというストーリー。ある日“ソレイユ”を訪れた“島田 明日香”が“勝村 貴志”の弾くピアノに魅せられ急接近するところから物語が始まるが、2人が出会ってからわずか2日で“勝村 貴志”が殺害されてしまう。“勝村 貴志”の死は事故として処理されていたが、“勝村 貴志”の突然の死に疑問を感じた“島田 明日香”は、探偵の“藤田 恭介”に事件を解明するように依頼する。プレイヤーは、家族や友人から事件のことや関わりのある人物のことを聞いたり、事件の現場などを調べたりして、事件の真相を突き止めていこう。
ゲームは、事件に関わりのある人物から事件のことや他の人物のことを聞き込むことで進行する。基本的には、事件に関することとコマンド内に登録された人物についての聞き込みがメインとなるが、調査で手に入れた持ち物を見せることによって話を進展させることも可能。また、[問い詰める]というコマンドも用意されているので、テキストボックスに聞きたい内容を入力して問い詰めてみよう。さらに、このゲームには時間という概念があり、1つのコマンドを実行すると5分、別の場所に移動すると20分といった具合に進んでいく。人によっては、会える時間が夜のみという人も存在するので、それぞれの人物に会える時間帯を必ず頭に入れておこう。ゲーム前半は数人にしか話を聞けないが、ゲームが進むとさまざまな人物が登場し、それぞれの意外な接点も判明して事件は解決に向けて展開していく。ゲームをクリアするのは難しいかもしれないが、[問い詰める]コマンドを有効活用して事件を解決させよう。
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[調べる]コマンドで殺人現場を調査 |
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[問い詰める]コマンドで重要な情報を入手しよう |
【著作権者】東 真哉 氏
【対応OS】Windows 98/Me/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.10(03/05/26)
□RedLetter
http://hgashi.tripod.com/redletter/
(小津 智幸)