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ウィンドウタイトル別に画像をフォルダ分けできる画面キャプチャー「Atropos」

あらかじめ指定した保存先にフォルダを自動作成し、連番付きで画像を保存する

（03/06/09）

「Atropos」v1.3.15.27

　タイトルバーに表示されるウィンドウタイトルごとにフォルダを分けて画像を自動保存できる画面キャプチャーソフト「Atropos」v1.3.15.27が、5月31日に公開された。Windows 95/98/Me/2000/XPに対応するフリーソフトで、編集部にて試用したところWindows 2000/XPでの動作を確認した。現在作者のホームページからダウンロードできる。

　「Atropos」は、アクティブウィンドウのタイトルバーに表示されているウィンドウタイトルごとにフォルダを分け、画像を自動保存できる画面キャプチャーソフト。たとえば、窓の杜のトップページを表示している「Internet Explorer」がアクティブな状態で全画面キャプチャーを実行すると、あらかじめ指定した保存先に“窓の杜”という名前のフォルダが自動で作成され、キャプチャーした画像が5桁の連番付きで保存される。“¥”や“:”などのフォルダ名に利用できない半角文字がウィンドウタイトルに含まれている場合は、自動で全角に変換する仕組み。全画面のほか、アクティブウィンドウ領域や、タイトルバーとメニューを除いたクライアント領域のみをキャプチャーすることができ、全画面もしくはクライアント領域のみのキャプチャー時も、アクティブウィンドウのウィンドウタイトルごとに画像をフォルダ分けできる。フォルダ分け機能を利用するには、タスクトレイに常駐するアイコンの右クリックメニューから設定ウィンドウを開き、[アプリケーション別にファイルを保存]のチェックボックスにチェックを入れればよい。

　保存形式はBMP/JPEG/PNG/PSDの4種類で、保存する際に連番の代わりに現在日時をファイル名にすることも可能。また、画像をセピア調に変換して保存したり、クリップボードにコピーされた画像を自動でファイルに保存する機能も備える。本ソフトを利用すれば、多くのソフトのウィンドウをまとめてキャプチャーしても画像の整理に困らずに済むだろう。

【著作権者】伊織 舞也　氏
【対応OS】Windows 95/98/Me/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.3.15.27（03/05/31）

□天使の囁き
http://www.odysseus.co.jp/~meyer/

（石川 敬峰）