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パソコンの詳細なシステム情報を表示できる「AIDA32 Enterprise Edition」

表示内容をTXT/HTML/XML/CSV形式などのファイルに保存可能

(03/06/10)

「AIDA32 Enterprise Edition」v3.61
「AIDA32 Enterprise Edition」v3.61
 詳細なシステム情報を一覧表示して、TXT/HTML/XML/CSVファイルなどに出力できる「AIDA32 Enterprise Edition」v3.61が、5月29日に公開された。Windows 95/98/Me/NT/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。ただし、営利目的や政府機関で利用する場合、名前やメールアドレスなどを登録する必要がある。なお、同ソフトのほかにハードウェア情報取得に特化した“Personal Edition”と、ネットワーク情報取得に特化した“Network Edition”も公開されている。

 「AIDA32 Enterprise Edition」は、詳細なシステム情報を一覧表示して、TXT/HTML/XML/CSVファイルなどに出力できるソフト。起動すると、パソコンのさまざまなシステム情報を項目ごとに分類したツリー形式の目次が画面左側に表示され、選択した項目の詳細情報を画面右側に表示できる。初回起動時はメニューなどが英語になっているため、まず始めにメニュー[File]-[Preference]から言語設定を“Japanese”に変更して、メニューやシステム情報の表示を日本語表示できるようにしよう。画面左側のツリーには、マザーボードやディスプレイ、DirectXなど15の項目があり、さらに項目内でジャンル分けされている。例えばツリーから[マザーボード]を選択すると、マザーボードの型番、メモリやチップセットのクロック数といった仕様のほか、パソコンに搭載しているマザーボードのメーカーホームページや、BIOSのダウンロードページへのリンクが表示される。

 また、ツリーの[ベンチマーク]ではメモリの読み書きに要する時間を測定することが可能で、結果はあらかじめ用意されているCPU、マザーボード、チップセット、メモリを組み合わせた数十種類のパソコンと比較できる。さらに、任意の項目に関するシステム情報をTXT/HTML/MHTML/XML/CSV形式などのファイルに保存することが可能で、例えばMHTMLファイルの場合、画面右側に表示されたシステム情報をそのままの書式で保存することができる。このソフトを利用すれば、詳細なシステム情報を確認可能なほか、ハードウェアのメーカーホームページやドライバーなどのダウンロードページに素早くアクセスできるだろう。

【著作権者】Tamas Miklos 氏
【対応OS】Windows 95/98/Me/NT/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト(営利目的や政府機関で利用する場合は登録が必要)
【バージョン】3.61(03/05/29)

□AIDA32 - Worldwide Sysinfo Tool
http://www.aida32.hu/

(中井 浩晶)


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