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AVIファイルをXVD形式に変換する「XVD ソフトウェアエンコーダ」が無償公開
AVIファイルをドラッグ&ドロップするだけでXVD形式へエンコードできる
(03/06/11)
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「XVD ソフトウェアエンコーダ」ベータ版 Build01 |
(株)ビー・エイチ・エーは10日、AVIファイルをXVD形式に変換できるエンコードソフト「XVD ソフトウェアエンコーダ」ベータ版 Build01を公開した。本ソフトは、今夏にダウンロード販売が予定されている、より高機能な製品版のベータ版で、インストール後90日間無償で試用することが可能。Windows Me/2000/XPに対応するベータ版フリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。動作にはDirectX 8.1以降が必要。なお、本ソフトは無償配布版のため、ユーザーサポートは行わないとのこと。
「XVD ソフトウェアエンコーダ」は、AVIファイルを独自のXVD形式に変換できるエンコードソフト。“XVD”は、米DigitalStream-USA, Inc.が開発した独自コーデックで、動画と音声の圧縮に対応する。(株)ビー・エイチ・エーによると、DVDの約1/6~1/7のビットレートで同程度の画質を実現するという。利用方法は簡単で、インストールすると作られるデスクトップアイコンに、AVIファイルをドラッグ&ドロップするだけでXVD形式へのエンコードが始まる。出力されたファイルの拡張子は“VG2”となり、同社ホームページにて無償で配布されている「XVD Player」で再生可能だ。本ソフトのアイコンをダブルクリックすると設定ウィンドウが開き、エンコード方式を1パスと2パスから選べるほか、インターレース解除の指定が行える。また、ビットレートをできるだけ一定化するか、可変度を高くするかを決める項目や、フレームレートを優先させるか、フレームを適宜削除してフレームの画質を高めるかを決める項目は、スライダーで指定できる。音声はステレオ固定で、32/48/64kbpsの3種類からビットレートを選べる。そのほか、720×480/480×480/352×480/352×240の4種類から1つ解像度を選んでリサイズすることも可能。本ソフトを試用して実際にエンコードを行い、XVD形式の画質を確認してみてはいかがだろう。
【著作権者】(株)ビー・エイチ・エー、DigitalStream-USA, Inc.
【対応OS】Windows Me/2000/XP
【ソフト種別】ベータ版フリーソフト
【バージョン】ベータ版 Build01(03/06/10)
□X V D ... eXtended-play Video Disc
http://xvd.bha.co.jp/
(石川 敬峰)