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デスクトップを擬似的にスクロールできるソフト「仮想画面マネージャ」v1.05

通常のデスクトップの4倍の面積を備えた仮想空間にウィンドウを表示可能

（03/06/16）

「仮想画面マネージャ」v1.05

　デスクトップ上のウィンドウのみを上下左右に擬似的にスクロールさせ、通常よりも4倍広く使用できるようにする仮想デスクトップソフト「仮想画面マネージャ」v1.05が公開された。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 2000/XPで動作することを確認した。現在作者のホームページからダウンロードできる。

　「仮想画面マネージャ」は、通常のデスクトップの4倍の面積を備えた空間で、ウィンドウのみをマウス操作で擬似的にスクロールする仮想デスクトップソフト。本ソフトを起動してタスクトレイにアイコンを常駐させておけば、画面端にマウスカーソルを移動させたときに、デスクトップ上のウィンドウのみを上下左右方向へ擬似的にスクロールすることができるようになる。仮想デスクトップの面積は通常のデスクトップの4倍で、タスクバーとデスクトップアイコンは固定されてスクロールしない。仮想デスクトップ全体の中で、起動時にウィンドウが配置される位置は、ユーザーがタスクバーを下に配置している場合には画面左下となるなど、タスクバーの配置に応じて変化する。また、タスクトレイアイコンの右クリックメニューに起動しているウィンドウのタイトル一覧が表示され、一覧から選択したウィンドウが表示されている仮想空間へデスクトップの表示を瞬時に切り替えることも可能。仮想デスクトップのどの部分を現在表示しているのかは、タスクトレイアイコンを見れば一目で分かるようになっている。

　マウスの移動量に応じてスクロールの加速する割合をスライドバーで調整できるほか、[Num Lock][Caps Lock][Scroll Lock]のインジケーターが点灯している場合や、[Ctrl]キーを押している間だけスクロールを有効にするといった設定も行える。ウィンドウを閉じたり移動することなく、別のウィンドウをたくさん並べて表示できるので便利だ。

【著作権者】dvsoft
【対応OS】（編集部にてWindows 2000/XPで動作確認）
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.05

□DVsoft
http://members.jcom.home.ne.jp/dvsoft/

（竹元 克己）