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仮名打ち方式でローマ字のアルファベットを入力できる「KanaToR」v1.12
ローマ字打ちにしか対応していないゲームを仮名打ちでプレイ可能になる
(03/06/17)
 |
「KanaToR」v1.12 |
仮名打ちしたキーに対応するローマ字のアルファベットを入力することができるソフト「KanaToR」v1.12が、3日に公開された。IMEでローマ字打ちして漢字仮名交じりの日本語を入力する方法とは逆の発想なのが特長。Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。
「KanaToR」は、キーを仮名打ちした際に平仮名やカタカナではなく、仮名に対応するローマ字のアルファベットを入力するソフト。起動するとタスクトレイに同ソフトのアイコンが常駐し、たとえばテキストエディター上でテキスト編集中に[J/ま]キーを押したときに、“j”でも“ま”でもなく、“ま”のローマ字表記である“ma”という文字列を入力できるようになる。機能のON/OFFは[Pause]キーまたは設定した任意のキーで切り替えられるほか、仮名に対応するローマ字表記を自由に変更することが可能。また、清音・濁音・半濁音・促音が確定するまでは仮名のローマ字表記が不明なため、入力した文字が即座に画面上に表示されない場合があるが、あらかじめ指定しておいた“msec”単位の時間が経過するか、もしくは[Ctrl]キーを押すことで仮名を確定し、ローマ字を入力することができる。IMEで仮名をローマ字打ちすることで漢字仮名交じりの日本語を入力する方式とは逆転の発想なのがおもしろい。なお、ローマ字打ちでしか遊べないタイピングゲームを、同ソフトを使って仮名打ちでプレイするときには、タイピングゲームと同ソフトのローマ字表記を統一しておくことをオススメする。
【著作権者】愛とゆり 氏
【対応OS】Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.12(03/06/03)
□愛とゆりの部屋
http://www.asahi-net.or.jp/~ee7k-nsd/
(竹元 克己)