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立体視可能な“ステレオグラム”を表示するスクリーンセーバー「sgsaver」v0.5

初期状態では画面中央に時刻が浮かび上がる砂模様のステレオグラムを表示する

(03/07/11)

「sgsaver」v0.5
「sgsaver」v0.5
「sgsaver」v0.5
 立体視可能な“ステレオグラム”を表示するスクリーンセーバー「sgsaver」v0.5が公開された。Windows 95/98/XPに対応するフリーソフトで、編集部で試用したところWindows 2000でも動作することを確認した。現在ベクターのライブラリページからダウンロードできる。なお、動作にはDirectX 7以降が必要。

 「sgsaver」は、両目の視差により立体に見える平面画像“ステレオグラム”を表示するスクリーンセーバー。起動すると、画面中央に時刻が浮かび上がる砂模様のステレオグラムが、真っ暗な画面に上から1ラインずつ描かれていく。描画完了後60秒経過すると、上から1ラインずつ砂模様が消えていき、描画開始時の時刻が灰色で表示される。砂模様が完全に消えると、その時点の時刻を元にして新たなステレオグラムが描かれ始める仕組み。設定ダイアログの“立体の元画像”にBMP/JPEG画像を登録すれば、現在時刻が浮かび上がる砂模様のステレオグラムを表示する代わりに、登録画像の明るい部分が手前に、暗い部分が奥まって見える砂模様のステレオグラムを表示できる。また、砂目以外の模様を用いて現在時刻が浮かび上がるステレオグラムを表示することも可能で、設定ダイアログの“表示する画像”にBMP/JPEG画像を登録すると、登録画像を横に複数枚並べた模様でステレオグラムを表示し、“表示する画像”に画像を登録せずに[点の代わりに時刻の文字列を配置する]チェックボックスにチェックを入れると、現在時刻を数多く重ね合わせた模様でステレオグラムを表示する。

 そのほか設定ダイアログから、描画完了後の経過時間を指定したり、元となった時刻や画像を表示しないようにすることも可能。なお“立体の元画像”には、グレースケールだけでなくカラーの画像も登録できるが、文字や記号など単純なものの方が立体視しやすいようだ。様々な設定を組み合わせて面白いステレオグラムを見つけ出し、スクリーンセーバーとして表示させてみよう。

【著作権者】吉澤 潤 氏
【対応OS】Windows 95/98/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】0.5

□立体視画像表示スクリーンセーバー(Windows95/98/Me/アミューズメント)(「sgsaver」のダウンロードページ)
http://www.vector.co.jp/soft/dl/win95/amuse/se291186.html

(石川 敬峰)


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