.
ローカルファイルが削除される不具合を修正した「EdMax」「EdMaxフリー版」
ローカルファイルが添付ファイルとして扱われてしまう不具合が修正された
(03/07/17)
|
「EdMax」v3.05 |
メールソフト「EdMax」v3.05とフリーのメールソフト「EdMaxフリー版」v2.85.5Fが、16日に公開された。今回リリースされたバージョンでは、独自のメールヘッダーに起因してローカルファイルが削除されてしまう不具合が修正されるなどの変更がある。「EdMax」は4,500円のシェアウェアで、「EdMaxフリー版」はフリーソフト。ともにWindows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XPに対応し、現在作者のホームページや窓の杜のライブラリページからダウンロードできる。
「EdMax」v3.04や「EdMaxフリー版」v2.85.4F以前のバージョンでは、本ソフト独自のメールヘッダーがつけられたメールを受信すると、ローカルファイルが添付ファイルであるかのように扱われてしまうという不具合がある。この独自ヘッダーのついた受信メールを削除すると、ヘッダーで指定されたローカルファイルが削除されるとのこと。編集部で調査したところ、読み取り専用属性が設定されていないファイルが削除されてしまうほか、ヘッダーで指定されたファイルがローカルに存在しない場合は特に何も起こらないことを確認した。たとえば、スパムメールやウイルスメールを装ったメールの削除時に、ユーザー共通のパスにあるOSの重要なファイルが消されてしまう危険性がある。最新のバージョンでは修正済みなので、旧バージョンを使用中の人はただちにアップデートしよう。そのほか「EdMax」v3.05では、IMAP4でサーバー側の既読情報が反映されないことがある不具合が修正された。
・「EdMax」
【著作権者】宮崎 年之 氏
【対応OS】Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XP
【ソフト種別】シェアウェア 4,500円
【バージョン】3.05(03/07/16)
・「EdMaxフリー版」
【著作権者】宮崎 年之 氏
【対応OS】Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】2.85.5F(03/07/16)
□EdMax セキュリティホール
http://www.edcom.jp/edmax/edmsec.html
□Edcom Home Page
http://www.edcom.jp/
□窓の杜 - EdMax
http://www.forest.impress.co.jp/library/edmax.html
(石川 敬峰)