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マイクロソフト、5つのゲームを楽しめる「MSN Messenger」v6.0の正式版を公開
Windows 98/Me、Windows 2000、Windows XPに対応
(03/07/17)
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「MSN Messenger」v6.0の正式版(“ソリティア ショーダウン”をプレイしている画面) |
マイクロソフト(株)は17日、同社製のメッセンジャー「MSN Messenger」v6.0の日本語正式版をリリースした。6月19日に先行公開されたv6.0 プレビュー(お試し版)から機能面での大きな変更はないが、ネットワーク対戦ゲームの種類が追加されている。現在同社サイトからWindows 98/Me、Windows 2000、Windows XPそれぞれに対応する同ソフトを無償でダウンロードできる。なお、v6.0から対応を終了したWindows 95はv4.6を、Windows NT 4.0はv5.0といった旧バージョンをそれぞれダウンロードすることが可能。
今回公開された「MSN Messenger」v6.0の正式版では、メッセージをやりとりしている相手とゲームなどを楽しめる機能“アプリ”に4種類のゲームが追加された。お試し版では3×3のマス目に○と×を交互に置いていくゲーム“マルバツゲーム”しかプレイできなかったが、v6.0の正式版では8×8のマス目で駒を取り合うゲーム“チェッカー”、画面上に敷き詰められている宝石の並びを入れ替えていき同じ種類の宝石を3個以上並べて消すゲーム“Bejeweled”、トランプの自分の山を先にゼロにした方が勝者となる対戦版ソリティア“ソリティア ショーダウン”、爆弾を相手よりも多く見つけることが目的の対戦版マインスイーパ“マインスイーパ フラグ”をプレイすることが可能。さらに、ファイルを共有するなど、ゲーム以外の“アプリ”も今後は利用できるようになるとのこと。
なおv6.0では、v5.0シリーズが従来備えていた機能も大幅に強化されており、たとえば相手が画像を送信しようと試みたときファイル受信の前に画像のサムネイルを表示するように仕様が変更されたほか、ファイアーウォールを超えてファイルを送受信できるようになった。メッセージウィンドウの背景に好きな画像を表示したり、メッセージを送受信したログをXML形式で自動的に保存する機能も追加された。さらに、「Webcam for MSN メッセンジャー」が標準同梱されたため、今後は同社の「NetMeeting」を用いなくても、CCDカメラとマイクを利用したビデオチャットを「MSN Messenger」のみで行うことも可能だ。文字、動画映像、静止画像、音声、ゲームによる複合チャットを本ソフトで楽しんでみてはいかがだろう。
【著作権者】マイクロソフト(株)
【対応OS】Windows 98/Me/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】6.0(03/07/17)
□MSNメッセンジャー
http://www.msn.co.jp/messenger/
□窓の杜 - 【Release NEWS】「MSN Messenger」v6.0 プレビュー(お試し版)の日本語版がリリース
http://www.forest.impress.co.jp/article/2003/06/19/msnmessenger6pre.html
(竹元 克己)