.
TXT/PDFファイル、Office文書、電子メールなどを全文検索「KWIC Finder」
検索対象のファイルを読み込まないインデックス検索も可能
(03/07/28)
|
「KWIC Finder」v3.10 |
TXT/PDFファイル、Office/一太郎文書、各種メールソフトのデータなどを全文検索できる「KWIC Finder」v3.10が、16日に公開された。Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XPに対応する1,000円のシェアウェアで、試用期間は2週間。試用期間中に機能制限がないうえ、2週間が経過してもTXTファイルのみ全文検索できるフリーソフトとして利用可能。現在作者のホームページからダウンロードできる。
「KWIC Finder」は、TXT/PDFファイル、Office/一太郎文書、「Outlook Express」や「Becky! Internet Mail」といった各種メールソフトのデータなどを全文検索できるソフト。画面は4ペインで構成されており、始めに左上ペインで検索対象をフォルダ単位やメールソフト単位で指定しよう。その後、左下ペインで検索したい文字列を1つ以上入力して[検索]ボタンを押すと、画面右側に検索結果を一覧表示することができる。一覧には該当ファイルを表示すると同時に、ファイル内で文字列が含まれる行を全て表示することが可能。一覧上で任意のファイルをクリックすれば、一覧下部にファイルの内容をプレビュー表示し、ダブルクリックすればWindowsで関連付けされているアプリケーションで開ける。
また、あらかじめ検索対象のデータをインデックス化しておくことで、目的のキーワードが含まれるファイルを高速に検索することもできる。なお、現バージョンではメールデータのインデックス化をサポートしていないとのこと。本ソフトを用いてインデックス化するほかに、Windows 2000/XPの“インデックス サービス”で使われる“カタログ”や、検索エンジン「Namazu for Win32」で作成したインデックスを用いることも可能。そのほか、正規表現を可能にするランタイム“JRE32.DLL”をインストールすることで、正規表現を用いた全文検索をすることができる。このソフトを利用すれば、TXTファイルやOffice文書だけでなくメールデータも同時に全文検索し、目的のデータを見つけられるだろう。
【著作権者】hishida 氏
【対応OS】Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XP
【ソフト種別】シェアウェア 1,000円
【バージョン】3.10(03/07/16)
□EB series support page
http://plaza3.mbn.or.jp/~h_ishida/
(中井 浩晶)
お詫びと訂正:
記事掲載時にメールデータをインデックス化できるような表現がありましたが、現バージョンではメールデータのインデックス化がサポートされておりませんでした。お詫びして訂正いたします。