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CPU負荷や時刻など5種類の条件を設定してOSをシャットダウン「Shut Skill」
終了方法はシャットダウンのほか、再起動、ログオフ、スタンバイなどから選べる
(03/07/31)
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「Shut Skill」v1.1 |
CPU負荷や時刻など5種類の条件から好きな条件を複数設定し、すべての条件を満たしたときにWindowsをシャットダウンできるソフト「Shut Skill」v1.1が、24日に公開された。Windows 98/2000に対応するフリーソフトで、編集部で試用したところWindows XPでも動作することを確認した。現在作者のホームページからダウンロードできる。
「Shut Skill」は、5種類の条件から好きな条件を複数設定し、すべての条件を満たしたときにWindowsをシャットダウンできるソフト。起動後、ウィンドウ左側にあるタブを切り替えて各条件の設定を行う。用意されている条件は、CPU使用率が一定時間低くなった場合に成立する“CPU判定”、指定した日時になった場合に成立する“時刻判定”、指定したファイルが生成された場合に成立する“ファイル”、指定したIPアドレスにPINGを打っても応答がない場合に成立する“PING”、指定したフォルダやそのフォルダ内のファイルがほかのプロセスから解放された場合に成立する“フォルダ”の5種類。また、“フォルダ”以外の各条件に用意されている[条件反転]チェックボックスにチェックを入れると、たとえば指定したファイルが削除されたり、指定したIPアドレスにPINGを打って応答があるときなど、通常とは逆の状況で条件が成立するようになる。設定した条件がすべて満たされると、警告ダイアログが一定時間表示されたのちにWindowsがシャットダウンされる。もし作業続行中の場合は、警告ダイアログ上の[シャットダウンを中止]ボタンを押せば、シャットダウンを中止することができる。
Windowsの終了方法は、シャットダウンのほか、再起動、ログオフ、スタンバイ、休止状態から選べる。そのほか、終了直前の画面をキャプチャーしてBMP形式で保存したり、条件が満たされた後に任意のプロセスを1つのみ起動し、当該プロセスが終了してからWindowsを終了する機能などを備える。たとえば、動画のエンコードや巨大なファイルのダウンロードなどを就寝前や旅行前に開始しても、本ソフトでシャットダウンするよう設定しておけば、余計な電気代がかからずに済むので便利だ。
【著作権者】浅野 英史 氏
【対応OS】Windows 98/2000
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.1(03/07/24)
□Hider's Nest
http://www5.plala.or.jp/hider/
(石川 敬峰)