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WAVEをMIDIに変換する採譜支援ソフト「採譜の達人」がフリーソフトになった
変換後のデータをピアノロール形式のMIDI譜面で表示することも可能
(03/09/08)
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「採譜の達人」v1.70 |
WAVEファイルをMIDIファイルに変換できる採譜支援ソフト「採譜の達人」v1.70が3日に公開され、ソフト種別がシェアウェアからフリーソフトに変更された。Windows 95/98/Me/NT/2000/XP/2003 Serverに対応するソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。
「採譜の達人」は、WAVEファイルをMIDIファイルに変換する採譜支援ソフト。採譜したいフレーズが記録されたWAVEファイルと、そのフレーズで用いられている楽器の単音が記録されたWAVEファイルを本ソフトで読み込めば、スペクトル解析と音符解析という2段階の解析処理が行われ、採譜したいWAVEファイルをC2~B7の範囲の音符データに変換できる仕組み。音符データの精度は“最小解析振幅”“最小相対振幅”“最短音長”のパラメーターを変更したり、“振幅幅フィルタ”や“時間軸フィルタ”の有効・無効を変更することで、微調整することが可能。変換後のデータはMIDIファイルに出力されるほか、ピアノロール形式のMIDI譜面がウィンドウ上に表示される。たとえば耳コピで採譜を行っているときに、どうしても聞き取れないフレーズを本ソフトで解析してみるとよいだろう。
【著作権者】arakisoftware 氏
【対応OS】Windows 95/98/Me/NT/2000/XP/2003 Server
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.70(03/09/03)
□arakisoftware
http://www.pluto.dti.ne.jp/~araki/soft/
(竹元 克己)