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Review NEWS

弓矢で敵を射抜くゲームの練習版「Pipiru the Archer Practice Special」

「Pipiru the Archer」の練習モードを独立させて全40面に拡大したバージョン

(03/09/09)

「Pipiru the Archer Practice Special」v1.11P
「Pipiru the Archer Practice Special」v1.11P
「Pipiru the Archer Practice Special」v1.11P
 弓矢でリンゴなどのターゲットを射落とす横視点のシューティングゲーム「Pipiru the Archer Practice Special」v1.11Pが、8月31日に公開された。Windows 98/Me/XPに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 2000でも動作することを確認した。現在作者のホームページからダウンロードできる。動作にはDirectX 5以降が必要。なお本ゲームは、弓矢で敵の魔物たちを射るシューティングゲーム「Pipiru the Archer」の練習モードを独立させて全40面に拡大したバージョンであり、本ゲーム単独で遊ぶことが可能。また、本編となる「Pipiru the Archer」は前後編に分けられ、100円ショップにてそれぞれパッケージ販売されている。

 「Pipiru the Archer Practice Special」は、羽根を生やした妖精“ピピル”を操り、リンゴなどのターゲットを弓矢で射落とす横視点の固定画面型シューティングゲーム。主人公は画面の左端に位置し、方向キーで上下方向にのみ移動できる。また主人公は、[Z]キーで水平方向に、[X]キーで右上方向に弓を構え、キーを押し続けると弓を引き絞って弓力を溜めていく。キーを離すと、構えの角度と溜めた弓力に応じた放物線を描いて矢が飛んでいく仕組み。木になっているリンゴや、綿毛がついて空中を漂う種といったターゲットを制限時間内にすべて射落とすと面クリアとなり、次の面に進む。制限時間を超えるとミスとなり、面の最初の状態からやり直しになる。3回ミスをするとゲームオーバーだ。序盤はリンゴを射落とすだけの簡単な構成だが、面が進むにつれ、上下に動く石壁や回転する木製の羽根車、鎖で振り子状につり下げられた巨大な刃などの障害物が現れ、矢を射る位置やタイミング、弓力などの条件が揃わないとターゲットに矢が当たらなくなる。画面下側にある弓力を示すゲージに、前回の弓力が“▼”マークで示されるので、ターゲットを射損じたときはこのマークを参考にして弓力を調節するとよい。

 なお、ゲームを開始する面は、タイトル画面で1面、11面、21面、31面から選ぶことが可能。本ゲームを遊び、弓力を微調整して矢を射る独特の操作感や、絵本のようなメルヘンタッチのグラフィックなどが気に入った人は、魔物たちとの戦闘が楽しめる本編の購入を検討してみてはいかが。

【著作権者】NOAH
【対応OS】Windows 98/Me/XP(編集部にてWindows 2000で動作確認)
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.11P(03/08/31)

□NOAH Homepage
http://www002.upp.so-net.ne.jp/NOAH/

(石川 敬峰)


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