.
ラジオ放送をもとに天気図を作成できるソフト「Weather Map for Windows95」
作成した天気図から予想天気図をアニメーションで表示可能
(03/09/10)
|
9月8日の放送をもとに作成した天気図 |
NHKラジオ第二で放送される番組“気象通報”をもとに天気図を作成できるソフト「Weather Map for Windows95」v2.2が、8月28日に公開された。Windows 95/98/Me/NT/2000/XPに対応する800円のシェアウェアで、試用期間は1カ月。現在、作者のホームページからダウンロードできる。
「Weather Map for Windows95」は、NHKラジオ第二で1日3回放送される番組“気象通報”をもとに天気図を作成できるソフト。ウィザード形式で日付、各地の天気、気象庁海洋ブイおよび船舶の報告、漁業気象といった気象データを入力するだけで、自動的に天気記号や等圧線が表示されるため、簡単に天気図を作成することができる。ウィザードは、ラジオ番組内で放送する気象データの順番と同じで、日付、各地の天気、気象庁海洋ブイおよび船舶の報告、漁業気象の順番で気象データを入力するようになっている。このとき、各地の天気や船舶・海洋ブイの項目では風向き、天気、気圧、気温などの気象データを入力し、漁業気象の項目では低・高気圧、台風、熱帯低気圧のデータを入力して天気図を作成していこう。完成した天気図は、画像やテキストとしてクリップボードにコピーしたり、独自形式のWMWファイルに保存して、いつでもファイルを呼び出して編集することが可能だ。
また、メニューの[予想天気図]で作成した天気図の日時から、指定時間経過したあとの天気図を予想表示したり、その予想天気図が変化する様子をアニメーションで表示することができる。そのほか、天気図上でマウスをドラッグして範囲選択すれば、その範囲を拡大表示することも可能。気象予報士を目指す人が、本ソフトを利用して専門知識を学習できることはもちろん、これからの台風季節のために自分で台風の動きをシミュレートしてみるのもよいだろう。
【著作権者】E.N.Software 氏
【対応OS】Windows 95/98/Me/NT/2000/XP
【ソフト種別】シェアウェア 800円
【バージョン】2.2(03/08/28)
□E.N.Software のホームページ
http://www2.tky.3web.ne.jp/~nozu/
(中井 浩晶)