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Release NEWS

マイクロソフト、Windows XPを10日時点の最新状態に更新するCD-ROMを無料配布

“Windows XP Service Pack 1a”と“MS03-039”までの全修正プログラムが含まれる

(03/09/16)

代表取締役社長のマイケル・ローディング氏がキャンペーン概要を説明
代表取締役社長のマイケル・ローディング氏がキャンペーン概要を説明
 マイクロソフト(株)は16日、インターネットに接続しなくともWindows XPの内容を10日時点の最新状態に更新できるCD-ROM「Windows XP セキュリティ対策 CD-ROM」(以下、“WinXPセキュリティCD-ROM”)の無料配布を、20日より開始すると発表した。無料配布の日程は、9月17日より20日まで開催される「World PC Expo 2003」にて先行配布後、9月20日より10月31日まで全国主要PCショップにて行う予定とのこと。また同社は、CD-ROM配布を一環とした、ユーザーに対しセキュリティ対策を促す「Protect Your PCキャンペーン」を10月31日まで行っていくという。

キャンペーンの詳細について語る、製品マーケティング本部の高沢 冬樹氏
キャンペーンの詳細について語る、製品マーケティング本部の高沢 冬樹氏
 “WinXPセキュリティCD-ROM”は、Windows XP Home Edition/Professional/Tablet PC Editionに対応するCD-ROMで、“Windows XP Service Pack 1a”のほか、10日に配布を開始したセキュリティ修正プログラム“MS03-039”までの全修正プログラムが含まれる。このCD-ROMでWindows XPをアップデートすると、Windows XPが10日の時点で最新の状態に更新できるほか、Windows Updateの設定を“更新を自動的にダウンロードして、インストールの準備ができたら通知する”に自動で変更するという。なお、今回のCD-ROM配布は、インターネットに接続できない、もしくは回線速度が遅いユーザーを対象に、以後継続的にWindows Updateを利用してもらう足がかりとして行うものであり、定期的な配布の予定はないとのこと。

 また「Protect Your PCキャンペーン」では、Windowsのセキュリティホールを突いたウイルスの蔓延を受けて、セキュリティ対策の方法を紹介するほか、広告等を通じてユーザーへの認知と啓蒙を行っていくという。同社の“Protect your PC パソコンを守るための 3 つの手順”サイトでは、“ファイヤーウォールの利用”“Windows Updateの利用”“ウイルス対策ソフトウェアの利用”の3つの視点でセキュリティ対策の方法が紹介されている。内容としては、Windows XPに標準で搭載されるファイヤーウォール機能の利用法などWindows XPでの対策法のほか、無料CD-ROMの配布が行われないWindow 95/98/Me/NT/2000でのセキュリティ対策方法についても紹介されている。

□Protect your PC パソコンを守るための 3 つの手順
http://www.microsoft.com/japan/security/protect/
□Windows ファミリ Home Page
http://www.microsoft.com/japan/windows/

(岩崎 綾)


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