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強力なフィルター機能を備えた“２ちゃんねる”専用ブラウザー「Castella」

スレッドごとにフィルターを設定することが可能

（03/09/26）

「Castella」v1.0.5.4

　強力なフィルター機能を備えた“２ちゃんねる”専用ブラウザー「Castella」v1.0.5.4が、15日に公開された。Windows 98/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。なお、動作には「.NET Framework」v1.0以降が必要。

　「Castella」は、国内最大級のWeb掲示板“２ちゃんねる”の閲覧や書き込みが行える専用ブラウザー。ウィンドウは3ペイン構成で、左ペインに“２ちゃんねる”でのカテゴリーを示す“板”の一覧をツリー表示し、右上ペインに話題別の“スレッド”一覧を、右下ペインに“スレッド”の本文を表示する。一度表示した“板”や“スレッド”は、タブで切り替えて素早く再表示可能。特定の発言を表示しないようにするフィルター機能では、共通の設定以外にスレッド個別の設定を登録することができる。フィルターの条件に指定できる項目は、ハンドル、ID、本文に含む文字列、書き込み日時の4種類で、ハンドル、ID、本文に含む文字列については正規表現を利用することも可能。たとえばハンドルが“間殿森太郎”の発言を非表示にしたり、あるいは本文に“杜”という文字を含み、かつ9月1日12時45分以降に書かれた発言を非表示にするといったことができる。

　また、本文中の書き込み番号風の数字にマウスカーソルを重ねると、半角・全角の違いや引用記号の有無にかかわらず該当する番号の発言をポップアップ表示する機能も備える。ポップアップ表示内の番号にさらにマウスカーソルを重ねることで、いくつもの発言を連続してポップアップ表示させることが可能だ。さらに、本文中の発言通し番号上での右クリックメニューから、当該番号を参照している発言一覧や、同一ハンドルや同一IDをもつ発言の一覧をポップアップ表示できる機能を利用すれば、議論系“スレッド”の話の流れも把握しやすいだろう。そのほか、本文内に記述されたJPEG画像へのリンクをクリックすると、横幅50ピクセルほどの縮小画像がポップアップ表示され、縮小画像をクリックするたびに拡大できるため、不快な画像をいきなり見てしまう事態を防げるだろう。

【著作権者】TELLA　氏
【対応OS】Windows 98/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.0.5.4（03/09/15）

□Castella 1.0
http://members.tripod.co.jp/molees/Castella.html

（石川 敬峰）