【2003年10月第1週】
双方向テキストの表示に対応するなどの改良が施された「Opera」v7.20が2位に
(03/10/07)
この1週間のダウンロード数を集計する「かうんとだうん窓の杜」は、窓の杜のメインダウンロードサイト、ftp.forest.impress.co.jpからダウンロードされたアーカイブファイルの数を集計し、TOP30を紹介するコーナー。
同じソフトでバージョンの異なるものは、もっともダウンロード数の多かったバージョンのみをランキングの対象としている。このため、集計期間中にバージョンアップしたソフトによっては、現在ダウンロードできるバージョンと下表のバージョンが異なることがある。ftp.forest.impress.co.jpに転載されていないソフトは集計対象外となっている。また、ftp.forest.impress.co.jp以外の各ダウンロードサイトでのダウンロード数も集計対象外。
9月26日にv7.20がリリースされたWebブラウザー「Opera」が、先週15位からジャンプアップして2位に入った。また、9月29日にバージョンアップしたデフラグ支援ツール「すっきり!!デフラグ」が、先週12位から5位に順位を伸ばしている。そのほか、「桜時計」が先週23位から11位に、「Becky! Internet Mail」が先週34位から24位に、「Tera Term Pro」が先週35位から27位にそれぞれ順位を上げた。
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「Opera」v7.20 |
「Opera」は、独自のWebページ表示エンジンを搭載したタブ切り替え型Webブラウザー。今回公開されたv7.20の日本語版では、Webページのレンダリング速度やJavaScriptの実行速度が向上したほか、文字は右から左方向へ、数字は左から右方向へ記述するアラビア語やヘブライ語といった双方向テキストの表示に対応した。また、HTMLファイル内に画像ファイルを埋め込んでおく形式で“RFC 2397”にて策定中のURLスキーム“data:”にも新たに対応した。なおv7.20の英語版で追加された、表示する広告バナーの種類を選択する機能は実装されていない。
(石川 敬峰)