.
オフィス統合環境「OpenOffice.org」v1.1.0待望の日本語版がリリース
プレゼンファイルやドローファイルをFlashファイルにエクスポート可能になった
(03/10/09)
|
「OpenOffice.org」v1.1.0(日本語版) |
OpenOffice.org communityは9日、ワープロや表計算、プレゼンソフト、ドローソフトなどを含むオフィス統合環境「OpenOffice.org」v1.1.0の日本語版をリリースした。オフィス統合環境の代表的なソフト「Microsoft Office」とある程度の互換性が図られているのが特長。Windows 98/Me/NT 4.0/2000/XPに対応するフリーソフトで、同団体のWebサイトや窓の杜などから無償でダウンロードできる。また、Linuxに対応する日本語版も同団体のWebサイトなどから入手可能。なお、同団体のWebサイトには日本語での解説ページも用意されているので、英語が苦手な人はそちらを参照するとよいだろう。
今回公開されたv1.1.0の主な変更点は、本ソフトで作成したプレゼンファイルやドローファイルをSWF形式のFlashファイルに、プレゼンとドローのファイルを含むすべてのファイルをPDF形式にエクスポートできる機能が追加されたこと。また、キーボード入力や文字列の編集操作をマクロとして記録する機能や、本ソフトに関連付けしておいたオフィス文書をIEが呼び出したときに、本ソフトのActiveXコントローラを用いてIEのブラウザー画面内に直接表示する機能などが追加された。そのほか、「Microsoft Office」とのファイル互換性の向上が図られたほか、禁則処理が正常に動作するように改善されるなどの変更も施されている。
【著作権者】Sun Microsystems Inc.(制作元と配布元はOpenOffice.org community)
【対応OS】Windows 98/Me/NT 4.0/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.1.0(日本語版)(03/10/09)
□OpenOffice.org(日本語解説ページ)
http://ja.openoffice.org/
□OpenOffice.org
http://www.openoffice.org/
□窓の杜 - OpenOffice.org
http://www.forest.impress.co.jp/library/openoffice.html
(竹元 克己)